
オマーン沖のホルムズ海峡を航行する船舶とタンカー。18日撮影。REUTERS/Stringer
[ワシントン/イスラマバード 19日 ロイター] – イランのガリバフ国会議長は、米国との最近の協議で進展があったものの、核問題とホルムズ海峡を巡る双方の主張には依然として隔たりがあると述べた。一方、トランプ米大統領はイランとの間で「非常に良い対話」が行われているとしたが、海峡を巡る「脅迫」に警告も発した。
18日は双方とも交渉の具体的内容には言及しなかった。米国・イスラエルとイランとの停戦は22日の期限まであと数日に迫っている。
ガリバフ議長は先週末の協議について、国営メディアに「進展はあったが、まだ大きな隔たりがある」とし、「われわれが譲れない問題がある。先方にもレッドラインがある。ただ、そうした問題は一つか二つになるかもしれない」と述べた。
一方、トランプ氏は米国が「非常に良い対話」を行っていると述べたが、詳細には触れなかった。
イラン海軍は18日、一部商船に対し、ホルムズ海峡が再び封鎖され、いかなる船舶も通過を許可されないと無線で通知した。また、同海峡でインド船籍の船舶2隻が攻撃を受け、事態は不透明感を増している。
イラン側は米国によるイラン港湾の封鎖継続は停戦違反だとし、これに対応する措置だと主張。また最高指導者のモジタバ師は、イラン海軍には敵に「新たな苦い敗北」を与える用意があると投稿した。トランプ氏はこの動きを「脅迫」だと非難した。
イランは前日、イスラエル・レバノン間の10日間の停戦が17日に発効したことを受け、ホルムズ海峡の一時的な再開を発表していた。トランプ氏は米国の封鎖を正当化し、22日の停戦期限までに長期的な合意に達しなければ「再び爆撃を開始する」と警告した。
イランの国営メディアは、最高国家安全保障会議の発表として、イランによる海峡支配には安全保障、航行の安全、環境保護に関するサービスに伴う支払いを要求することも含まれると報じた。
イランのハティブザデ外務次官は18日、米国との次回の交渉日程はまだ決まっていないと述べた。トランプ氏は17日、今週末にも協議が行われる可能性があると語っていた。
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