
2021年1月撮影 REUTERS/Mike Segar
[ニューヨーク 17日 ロイター] – 米国株式市場は、主要3指数がそろって大幅に続伸して終了した。イランがホルムズ海峡を開放すると表明したことを受け、リスク選好度が高まり、S&P500種株価指数とナスダック総合株価指数は共に3営業日連続で過去最高値を更新したほか、ダウ工業株30種平均は2月下旬以来の高値で取引を終えた。
この日は イランのアラグチ外相が米東部時間の朝方、イスラエルとレバノンの10日間の停戦期間中、ホルムズ海峡は全ての商船に開放されるとXに投稿した。これに先立ち、トランプ米大統領はイランと米国の間で今週末に協議が行われる可能性があると表明。戦闘終結に向けた合意は「間もなく」実現すると信じていると述べた。
米国とイランがそれぞれ示している見解に相違があり、海峡の通航再開の時期はなお不透明ではあるものの、戦争終結が近いとの見方が高まったことで、米原油先物はこの日の取引で11%超下落。インフレ懸念の緩和につながっている。
クロスマークのボブ・ドル最高経営責任者(CEO)は「原油高で世界経済が減速するとの懸念が後退した」と指摘。「米国とイランの間で合意はまだ署名されていないものの、市場が上向くのに十分な方向に向かっている」と述べた。
S&P500種を構成する主要11業種のうち、一般消費財(.SPLRCD), opens new tabは約2%と、最も大きく上昇。クルーズ運航会社のロイヤル・カリビアン(RCL.N), opens new tabが7.3%高、カーニバル(CCL.N), opens new tabが7%高で取引を終えた。航空会社も買われ、ユナイテッド航空(UAL.O), opens new tabは7%高。一方、
原油安を背景に
エネルギー(.SPNY), opens new tabが2.9%と、最も大きく下落。
エクソンモービル(XOM.N), opens new tabが
3.6%安、
シェブロン(CVX.N), opens new tabが2.2%安で終了した。その他の個別銘柄では、動画配信サービス大手ネットフリックス(NFLX.O), opens new tabが9.7%安で終了。前日発表した第1・四半期決算が予想を下回ったほか、共同創業者で会長のリード・ヘイスティングス氏が退任すると発表したことが嫌気された。アルミニウム大手アルコア(AA.N), opens new tabは6.8%安。四半期決算が嫌気された。
ニューヨーク証券取引所では値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を4.03対1の比率で上回った。ナスダックでも3.11対1で値上がり銘柄が多かった。
米取引所の合算出来高は202億9000万株。直近20営業日の平均は191億2000万株。
LSEGデータに基づく暫定値です。前日比が一致しない場合があります
※米国株式市場
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