トップニュース西日本初の「台湾華語学習センター」が大阪に誕生 言語を通じた日台交流の新たな拠点へ西日本初の「台湾華語文学習センター」が大阪に開所し、正体字教育と文化体験を通じた日台交流の新たな拠点として始動した。(写真/台湾華語文学習センター株式会社提供)

西日本初の「台湾華語文学習センター」が大阪に開所し、正体字教育と文化体験を通じた日台交流の新たな拠点として始動した。(写真/台湾華語文学習センター株式会社提供)

僑務委員会の李姸慧(り・けんけい)副委員長は2月22日、僑務秘書の黄麗婷(こう・れいてい)氏とともに、大阪弁天町台湾華語教室に開設された「台湾華語学習センター(TCML)」の開所式に出席した。同センターは西日本で初めて公認された台湾華語教育の拠点であり、式典には地方議員や大阪市関係者、国際交流団体、地域コミュニティの代表、そして学生ら約40名が参列し、新たな門出を祝った。

西日本初の「台湾華語文学習センター」が大阪に開所し、正体字教育と文化体験を通じた日台交流の新たな拠点として始動した。台湾華語文学習センター株式会社西日本初の「台湾華語文学習センター」が大阪に開所し、正体字教育と文化体験を通じた日台交流の新たな拠点として始動した。(写真/台湾華語文学習センター株式会社提供)

李副委員長は挨拶の中で、僑務委員会が2022年より推進している「台湾華語学習センター設置計画」について言及した。この計画は、海外の華僑学校の発展と転換を支援し、18歳以上の学習者に質の高い学習環境を提供することを目的としている。現在、同センターは北米、欧州、アジア、オセアニアなど世界各地に94カ所設立されている。李氏は、今回の大阪での開設について「西日本における台湾華語の定着を象徴するものであり、言語を通じた文化外交の具体的な成果だ」と強調した。

式典はセンター長の陳洳豔(ちん・じょえん)氏が主導し、「言語と文化の融合」をテーマに掲げた。会場は春節(旧正月)の装飾や伝統芸術で彩られ、阿里山烏龍茶の茶席体験のほか、大根餅(ダイコンモチ)や春節の甘味スープといった台湾の食文化が振る舞われた。さらに、伝統人形劇「布袋戯(プータイシー)」の展示や切り絵体験、財神(福の神)による紅包(お年玉)の配布など、台湾の旧正月を再現した多彩なプログラムが実施され、来場者は五感を通じて台湾の伝統に触れた。

また、李副委員長は総統府を代表し、来賓や学生に「午年の福袋」を贈呈した。この福袋には、総統および副総統からの「万象更新(万物が改まり、すべてが新しくなる)」「馬到成功(何事も速やかに成し遂げられる)」という新年の祝意が込められている。大阪弁天町台湾華語教室からは、「台湾のLV(ルイ・ヴィトン)」として親しまれる伝統的なバッグ「茄芷袋(カジブクロ)」に、春聯(しゅんれん)や縁起物、台湾菓子を詰め合わせた記念品が贈られ、台湾特有の温かみのある日常文化が紹介された。

今回の開所により、台湾華語文学習センターは西日本における重要な教育・文化交流の拠点としての役割を負う。今後は正体字(繁體字)による華語教育を軸に、日台の民間交流をさらに深化させ、台湾の文化的ソフトパワーを国際社会へ発信していくことが期待されている。

​​編集:小田菜々香​

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