J2・J3百年構想リーグ 地域リーグラウンド第10節
2026年4月12日14時キックオフ カンセキスタジアムとちぎ
入場者数 5,366人
栃木SC 5-1 ザスパ群馬
(前半4-1、後半1-0)
得点者:18分 大曽根広汰(栃木SC)、29分 百田真登(群馬)、35分 永井大士(栃木SC)、39分 中野克哉(栃木SC)、42分 西野太陽(栃木SC)、54分 中野克哉(栃木SC)
気温 23.3℃
湿度 20%
ピッチ 晴
<スターティングメンバー>
GK 71 猪越 優惟
DF 5 柳 育崇
DF 6 阿部 海斗
DF 25 岩﨑 博
DF 88 内田 航平
MF 13 大曽根 広汰
MF 15 堤 陽輝
MF 27 永井 大士
MF 47 吉野 陽翔
MF 81 中野 克哉
FW 77 西野 太陽
控えメンバー
GK 21 櫻庭 立樹
DF 24 田端 琉聖
MF 17 杉森 考起
MF 4 佐藤 祥
MF 40 食野 壮磨
FW 19 庄司 朗
FW 29 矢野 貴章
FW 80 オタボー ケネス
FW 9 近藤 慶一

46分 大曽根→庄司
56分 永井→杉森
71分 内田→佐藤
71分 西野→近藤
86分 堤→食野

▼序盤はどちらに転ぶかわからなかった
序盤の攻防を見たとき、こんな5対1などというスコアになるとは想像できなかった。ある意味、サッカーの怖さを感じる。
栃木SCは前半30分頃までボールへのプレスがハマらなかった。群馬にズレを作られ、ヒヤリとするシーンを作られた。
群馬の初期配置は3-5-2だが、ボール保持時は2-3-1-4のような配置に。基本は(GK+)後ろの5枚+「1」で保持するが、この「1」=下川太陽が浮いてしまい、結果、前進を許した。この流れを継続されていれば、危うかった。栃木SCの大勝もなかったはずだ。
だが、すぐさまピッチ上で修正対応がなされた。後ろに柳育崇と内田航平という経験豊富な選手たちがいる強みである。柳が言った。
「相手が予想以上に低い位置にポジションを取ってきたので、最初はなかなか捕まえきれなかった。でも、途中からアジャストして捕まえられるようになってからは、うまく奪ってカウンターを出せるようになった」
栃木SCは群馬が中盤で浮かせていた「1」=下川太陽に対し、最終ラインからCB内田を前に押し出し、マンツーマンで捕まえにいった。このとき最終ラインは「4対4」の同数となるが、受け入れて前から潰しに掛かった。
この修正対応が実ったのが、まさに先制ゴールだった。
18分、相手が左サイドでボールを保持したとき、内田が前に潰しにかかり、同時に相手がFWに入れてきたボールを柳が前で潰し切る。
「相手のトップ下(下川太陽)のマークをウッチー(内田)が見る。自分は相手FWを見る。マークをはっきりさせたことが奏功した」(柳)。
相手ボールを柳がインターセプトすることに成功すると、ボールは吉野陽翔、永井大士と繋がり、永井から背後に抜け出した西野太陽へと一直線である。そうして西野がフィニッシュする直前、相手DFに突っつかれたが、こぼれ球を拾った大曽根広汰が右足を振り抜き、移籍後初ゴールとなる先制弾を決め切った。
奪った瞬間の、淀みない前方向のパスの流れとゴールへの矢印の強さ。逆サイドの大曽根の前への意識と走力。それらがゴールに結実した。とにかく前へ速く、精度も高い。今季の栃木SCが磨きをかける武器である。
ただ、これで群馬のそれまでの流れが途切れたわけではなかった。米山篤志監督が振り返る。
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