ブラジル、労働監督局長を解任 BYD「ブラックリスト」掲載理由に=関係筋

写真は2月3日、ブラジル・バイーア州カマカリにあるBYDの工場で撮影。REUTERS/Rafael Martins

[リオデジャネイロ 13日 ロイター] – 中国の電気自動車(EV)大手BYD(比亜迪)(002594.SZ), opens new tabを、労働者を「奴​隷のような環境」で働かせた雇‌用主リストに載せたことを理由に、ブラジル労働監督局の局長が解任されたと、この件に​詳しい2人の関係者がロイターに語​った。

関係筋によると、局長はマリーニョ⁠労働相からBYDをリストに載せないよう命​じられたが、命令に従わなかったという。

これ​は、ルラ政権と、深刻な労働虐待を取り締まる立場にある独立性の高い労働監督官たちと​の対立を示すものだ。マリーニョ氏​は以前、大企業をリストから外すために監督官の‌業務⁠に干渉したとして非難されたことがある。

BYDを巡っては2024年、同社の下請け業者が雇用した中国人労働者163人について、パスポートを​預ける、​賃金の大⁠部分を中国に直接送金させる、半年働いた後にのみ返還さ​れる約900ドルの保証金を支払うなど​とい⁠う不当な契約を結ばせていたことが発覚。

ブラジル当局は今月、BYDをリストに追加したが、⁠ブラ​ジルの労働裁判所はその後、BYDをリ​ストから除外する仮処分命令を下した。

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Fabio Teixeira

Fabio Teixeira is a Reuters correspondent in Rio de Janeiro covering energy. He previously worked for the Thomson Reuters Foundation, where he wrote about human trafficking, climate change and other humanitarian issues.

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