ドローンの操縦を行う兵士ウクライナのFPVドローンの操縦士。この戦争で、捕虜の輸送やペットの救出など、ドローンは不思議なミッションも担うようになってきた。Ukrinform/NurPhoto via Getty Imagesウクライナの動物愛護団体は、同国軍がネコとイヌをドローンで長距離輸送したと発表した。ネコの世話を行っていた兵士が負傷し、動物たちが前線から避難したという。この戦争ではドローンが日々の輸送ツールになっている。これはその最新の例だ。

ウクライナの動物愛護団体の発表によると、ウクライナ軍の兵士は無人ドローンを使って2匹のペットを前線から安全な場所に輸送した。

動物愛護団体「UAnimals」がSNSに投稿した内容によると、第14独立機械化旅団の兵士は、食糧供給の任務で戻るドローンにネコとイヌを乗せ、約12kmを輸送したという。

【衛星画像】ロシアは燃料タンクにネットを設置したが、ウクライナの攻撃ドローンはそれを突破した | Business Insider Japan

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投稿された動画では、ネコとイヌはドローンにロープでつながれた緑色の袋にそれぞれ入れられていた。動画には、動物たちが兵士と触れ合う様子も映されていた。

2匹の動物はウクライナ軍が安全に保護しているとUAnimalsは述べている。

「リスクがあったか?もちろん、ある。だが彼らをそのままにした方がさらに危険だったし、リスクを犯さなければ動物たちを救出することは不可能だっただろう」と同団体はこの作戦について投稿した。

UAnimalsは、ネコの世話をしていた兵士がケガで入院したことで、ネコを避難させることになった。その後、イヌもリストに追加されたという。

今回のペット救出は、捕虜の輸送、兵士への降伏を促すこと、敵の後方に残された歩兵への電動自転車の配送など、小型ドローンが戦争中に成し遂げた兵站や物資輸送における数々の功績に新たな1ページを加えるものとなった。

昨年から、ウクライナとロシアは直接的な攻撃や偵察以外でも、小型空中ドローンや地上ドローンに依存しており、前線への物資の輸送や回収のためにそれらを広範囲に展開している。

ウクライナのある部隊では2月、ドローンで200トンの物資を輸送したという。これは約20kgの物資を携行する兵士1万人分に相当する。

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