九州・沖縄ANTA商談会が3月13日、福岡市博多区の福岡国際会議場で開かれた。協同組合全旅九州沖縄(前田寛信理事長)と受入協定会・九沖会(檜田正彦会長)が主催し毎年開催していたが、2025年度の商談会から全旅(中間幹夫社長)が協賛し、九州エリアだけではなく北海道や首都圏、関西圏からも参加。旅行会社で123社・約180人、受入機関92社・約120人という「これまでにない規模」(前田理事長)で行われた。
顔の見える関係で“車の両輪”
全旅では2025年から、北海道や東海、そして今回の九州・沖縄と商談会の協賛を積極的に行っている。中間社長は「国内旅行市場の底上げ、活性化には旅行会社と旅館ホテルをはじめ受入機関との関係性を深化することが欠かせません。旅行業界にもAIの波が押し寄せる中、当事者同士で生の声を交わしお客様に正しく、新しい情報を提供するのが我々の価値になってきています」と話す。
加えて、全国旅行業協会(ANTA)が毎年国内観光活性化フォーラムを開催し国内旅行の需要創造に取り組む一方で、全旅では「さらに国内旅行マーケットの最前線に踏み込んで、旅行会社と受入の皆さんが名実ともに“車の両輪”となっていく場が商談会」(中間社長)と捉えている。商談会を通じて「旅行会社と受入の密な関係を築くことが地方創生、地域活性化につながっていく」。中間社長はそう話し、商談会をバックアップする意義を強調した。
九州・沖縄ANTA商談会では、受入のブースを旅行会社が回るスタイル。「一つでも多く顔の見える関係づくり」(全旅九州沖縄・赤司大介理事)を促すため、各ブースでの商談時間を短時間に抑え「今後の送客や商品化につながるきっかけ」(同)とした。特に遠方から参加した旅行会社、受入機関の担当者にとっては「なかなか出会う機会のない人と歓談できた」と好評だった。

九州・沖縄をはじめ全国から約300人が参加した商談会
商談会後は隣接する福岡サンパレスホテルへ移動し懇親会を開催した。
はじめに前田理事長は…
(トラベルニュースat 2026年4月10日号)
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