昨今、ホテルダイニングの精度が著しく高まっている。食を目指して旅をすることがスタンダードとなった今、料理やホスピタリティに心身が満たされる美食の空間へ。今回は、ホテル虎ノ門ヒルズの「ル・プリスティン東京」を紹介する。【特集 最先端ラグジュアリーホテル】
「ル プリスティン プラトー」(料理はすべて¥9,570のブランチコースの一例)。セルジオ・ハーマン氏が好んで使うムール貝をはじめ、キャビアと甘い牡丹海老、サワークリーム、アボカドの層を楽しめる一品などが一堂に。写真は2名分。
イタリア各州を旅する新コースが心を晴れやかに
日本にいながら海外のスターシェフのフィロソフィーを感じられるホテルダイニングのなかでも、次々に打ちだす新しい試みでゲストを魅了しているのが、ホテル虎ノ門ヒルズ内の「ル・プリスティン東京」だ。
ベルギーのアントワープに自身の店を構えるミシュランスターシェフ、セルジオ・ハーマン氏が内装からコース構成、料理を盛りつける器まで全面的に監修したアジア初のレストラン。2026年の3月から来年にかけて「イタリアン・リージョン」と銘打ったシリーズを展開する。20州あるイタリアの郷土性をテーマに掲げたコースにはセルジオのルーツである海のエッセンスが重なり合い、季節によって異なる自然界の表情を目と舌で感じることができる。
4月までは中部のラツィオとアブルッツォにフォーカスし、春の温かな日差しと心弾む“芽吹き”を想起させる仕立てに。セルジオが信頼を寄せるエグゼクティブシェフのデニス・カイパース氏は日本の食材への思い入れも深く、低温で火入れをしたイトヨリダイと貝のブロードの組み合わせなど繊細かつ緻密な料理に心が満たされる。コースは土日、祝日限定のブランチコースもあり、休日の昼にふさわしい美食に心が浮き立つ。
「”オーガニックリングイネパスタ 春野菜 パルミジャーノ 唐辛子 パングラッタート”」。ズッキーニを練りこんだパスタにほうれん草のソースを。
「イトヨリダイ プロデット」。貝のブロードをかけて。
エグゼクティブシェフのデニス・カイパース氏。
天井が高く、開放感に包まれる空間。
ホテル虎ノ門ヒルズ|ル・プリスティン東京/Le Pristine Tokyo
住所:東京都港区虎ノ門2-6-4 虎ノ門ヒルズ ステーションタワー ホテル虎ノ門ヒルズ 1F
TEL:03-6830-1077
営業時間:12:00〜L.O.14:00、18:00〜L.O.21:00
座席数:90席、個室1室(最大8名まで)、パティオ1室(最大24名まで)を含む
【特集 最先端ラグジュアリーホテル】

HOTEL 動と静の最新リカバリー拠点
仕事に遊びに一切妥協できない男たちが、人生を謳歌するためのライフスタイル誌『ゲーテ5月号』が2026年3月25日に発売となる。特集「HOTEL 動と静の最新リカバリー拠点」では、心と身体を解放させるラグジュアリーホテルを厳選して紹介する。表紙はHYDE!

WACOCA: People, Life, Style.