
杉浦悠太はアマチュア優勝を遂げた日本ツアーを早々に飛び出して海外へ
◇米国男子下部◇クラブカー選手権 初日(26日)◇ランディングゴルフ&アスレチッククラブ (ジョージア州)◇7185yd(パー72)
杉浦悠太は2023年11月のプロ転向から2年あまりで主戦場を海外に移した。昨年末に米ツアーの予選会に2次から参加し、最終を29位タイで通過して下部コーンフェリーツアーの出場権を獲得。新天地での戦いを「楽しんでます」と胸を張って言う。
1月のPGAツアー「ソニーオープンinハワイ」に出場したため、日程が重複したバハマでの開幕2戦に出場できなかった。3戦目のパナマから2試合連続予選落ち。賞金ゼロに終わっても、得たものがあった。
コロンビアで行われた第4戦(杉浦の2戦目)「アスタラ選手権」で応援に駆けつけてくれた現地の日本人来場者と知り合い、食事をともにした。中南米での邦人ネットワークがこれほど頼もしいものだとは思わなかった。「そちらの方々、日本の知り合いの方が、各国の日本人の方につなげてくださって、いろんなルートでお世話になっています」。その後のアルゼンチン、チリでもサポートがあり、日本語で会話する機会にも恵まれた。
キャリアで初めての海外遠征で好奇心も芽生えた。「チリで食べたイタリアンがおいしかったです。ホテルの近くにレストランがあったので、行ってみるかと思って歩いて」。スマートフォンとにらめっこして、見知らぬ土地を開拓する楽しみもできた。
本業のゴルフはというと、舞台は下部ツアーとはいえ、「レベル自体はやっぱり高い。良いゴルフをしたはずなのに思ったほど順位が上がらないことが多い。そんなに甘くないですね」とフィールドの厚さを感じているところ。「こっちの選手はまず飛ぶ。飛ぶからと言って、曲がるわけじゃない。それにラフからグリーンにのせる技術も高い」。ショットのパワーはもとより、テクニックの違いにも驚かされる。
日本から西回りで出向いた直近の南米2大会はいずれも15位で終え、コンディションは上向いているという。芝の違いを把握しながら、「調子が良ければトップ10に入る可能性もあると思える。今は良い感じなので、キープができたらチャンスもあるかなと。優勝したいなって思います」。4月30日(木)から地元愛知県で行われる日本ツアー「中日クラウンズ」(名古屋GC和合C)への出場を思案中。凱旋できれば最高だ。(ジョージア州サバンナ/桂川洋一)

WACOCA: People, Life, Style.