福岡県北西にある自然豊かな糸島半島。イギリスの情報誌『MONOCLE(モノクル)』が実施した「輝く小さな街」2021年ランキングでは世界3位に選ばれた小都市だ。

ウェルビーイングをテーマに、多くの企業と教育プログラムに取り組む金ヶ江悦子さんも、この小さな街に魅了されたひとり。国内外を旅し、土地が持つ特性や魅力を観察してきた彼女に、糸島が特別な理由を伺った。

金ケ江悦子    
子どもからシニアまで幅広い世代を対象に、ウェルビーイングをテーマにした教育プログラムを行う。企業などでの講演、研修も多数実施。2021年青山学院大学大学院にてMBA取得。株式会社Radiance代表取締役。2010年ミス・インターナショナル日本代表。    
Instagram:@etsuko_kanagae

コンパクトな里山に海と田畑、人の暮らしが共存する糸島は自然と人がSWGsを築ける貴重な街

SWGs(Sustainable Well-being Goals)とは……   
環境と経済の持続可能な発展を目指すSDGsの枠を超え、より深く人の幸せに焦点を当てる。自然環境の保全を人びとの生活の質の向上と捉え、社会全体の健康に取り組む。

街からすぐの場所に美しいビーチがいくつも広がる。

「糸島市は福岡市の西に隣接し、博多駅から電車で40分ほど。コンパクトな里山のなかに都市と自然が心地よく共存しているのが魅力です。

短い時間で登頂できる二丈岳や可也山は、金ケ江さんのお気に入りの散歩コース。

西側には標高700mほどの二丈岳がそびえ、頂上からは海、山、川、田畑が見渡せます。狭いエリアに、恵まれた自然がギュッと凝縮されているんですよ。これまで各地を旅しましたが、このバランスはとても希少だと思います。

白糸の森に佇む〈森のカフェ 緑の詩〉はツリーハウスのテラスで飲食が楽しめる特別な空間。好きな場所に椅子を運び、森林浴を満喫しながらピクニック気分に浸れる。

通常は人の住む中心地から離れるにつれて自然が深くなりますが、糸島では街そのものが大自然に溶け込み、住民もそれを大切にしている。山奥に突然、雰囲気のあるお店が現れるのもおもしろいですよ。

家庭的な味わいが楽しめる白糸の森〈白糸うどん やすじ〉のうどんは、訪れるたびにオーダーする一品。

古民家を上手に改装した場所も多くて、街自体のデザインが味わい深い。古いものと新しいものが融合する、魅力的なモデルケースだと思います」

森、川、山、滝が身近にあり、好きなタイミングでメディテーションできるのが糸島のよいところ。

福岡空港から電車の乗り換えなしで約45分という利便性のよさも手伝い、人と環境が絶妙に交差する街。訪れるたびに海や山と共存できる心地よさを再確認できる糸島は、金ヶ江さんにとってSWGsのあり方を教えてくれる場所なのだ。

猫がのびのび暮らしているのも糸島ならではの魅力。どの海辺も西に面しているため、夕方のマジックアワーが見事。とくに桜井二見ヶ浦は「日本の夕陽百選」に選ばれた絶景スポットとしても知られる。身軽に糸島をめぐるための金ヶ江さんの必需品。超軽量な〈izipizi〉のサングラス、廃棄されたエアバッグから生まれた〈Re-S〉のサコッシュ、そしてどこでも保湿できる〈Lalaskin〉の水光シャワーミスト。

●情報は、FRaU2025年11月号発売時点のものです。    
Text:Tokiko Nitta

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