岩手県奥州市で、岩手とジャマイカの交流を深めようというイベントが開かれました。ジャマイカからはオリンピックのメダリストや、レジェンドと呼ばれるレゲエシンガーも参加したこのイベントを取材しました。
オリンピックのメダリストとのふれあいに…特産のチョコレートづくり…そして音楽で、岩手にジャマイカの風が吹きました。
イベントの参加者
「冥途の土産にジャマイカに行きたくなりました」
3月20日に奥州市で開かれた、「奥州岩手ジャマイカフレンドシップフェスティバル」です。市民有志でつくる実行委員会が、岩手とジャマイカの文化交流を深めようと初めて開催したもので、駐日ジャマイカ大使館のキーシャ・カル・ウィター臨時代理大使も会場に駆け付けました。
イベントの最初に行われたのは、「陸上王国」ジャマイカの元オリンピック代表で、2大会連続の銀メダリスト、クリスティン・デイさんによる陸上教室。デイさんは参加した県内の小学生たちに、正しいフォームで走るための基本的な体の動かし方などを教えたほか、オリンピックと世界陸上で獲得したメダルを披露しました。
参加した小学生
「走るのが早くなりたい。デイさんのように、たくさん(メダルを)とりたい」
五輪銀メダリスト クリスティン・デイさん
「一緒に過ごせてとてもハッピー。特にスポーツを通した交流プログラムはジャマイカと日本にとってとても素晴らしいこと。ジャマイカは世界有数の陸上王国ですが、日本中でこのようなことができれば、もっと多くの価値が生まれると思う」
会場ではジャマイカ料理の提供や、チョコレートづくり体験も行われました。
こちらはジャマイカの伝説的レゲエシンガー、マカラフィンさんです。来日公演をきっかけに日本が気に入って移住し、36年にわたって両国の交流にひと役買ってきました。参加者と一緒に歌っているのは、レゲエミュージックの名曲「ONE LOVE」。ステージイベントの最後に、みんなでこの歌を歌うことになっています。
レゲエ教室の参加者
「ノリだけ。歌詞が分からなくて、口パクだけど、楽しかった」
記者:よくわからないけど楽しかった?
「うん。それがレゲエのよさなのかな」
そのステージイベントで、岩手からは地元の郷土芸能などを披露。初めて見る「よさこい」に、ウィター臨時代理大使は大興奮です。
駐日ジャマイカ大使館 キーシャ・カル・ウィター臨時代理大使
「これぞまさに「グランジ(ロック音楽のスタイルのひとつ)」!こんなにすてきなものが見られて最高の気分!」
♪Youは何しに日本へ?(作詞作曲:マカラフィン)
イベントの最後を飾るのは、マカラフィンさんのソロライブ。本場のレゲエ音楽に触れた観客たちは自然と、からだが動き出していました。
レゲエシンガー マカラフィンさん
「(岩手の人たちは)みんなすごい!スーパー元気!子どもたちもベリーグッド!レゲエミュージックはジャマイカと日本の関係をすばらしいものにしてくれると思う
そしてフィナーレ、みんなで練習した「ONE LOVE」を歌います。
♪ONE LOVE
「One love(愛でひとつに)one heart(心をひとつに)Let’s get together(みんなで一緒に)and feel all righit(幸せになろう)」
イベントを主催した 石川悦哉さん
「ひと言で言って最高です。いまは混沌とした世界情勢だけれど、こういう時こそ国際交流が大切だと思っているし、心はひとつ、愛はひとつ、ポジティブにちょっとやそっとのことはいいじゃないかという感じで毎日過ごせたら、素晴らしいことだと思う」
「アイリー!(ジャマイカの方言で「最高!」)」

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