5回、勝ち越し2ランを放ったシュワバー(AP)

5回、勝ち越し2ランを放ったシュワバー(AP)

<WBC:米国9-1英国>◇1次ラウンドB組◇7日(日本時間8日)◇ダイキンパーク

17年以来の世界一奪回を目指すWBC米国代表が7日(日本時間8日)、テキサス州ヒューストンのダイキンパークでの1次ラウンド第2戦で英国と対戦し、序盤の競り合い後、底力を発揮して快勝。連勝スタートを切り、1次ラウンド突破に大きく前進した。

リードされても、終始、腰の据わった戦いぶりだった。立ち上がりの初回、2年連続サイ・ヤング賞の先発左腕スクバルが、左中間へ先頭打者本塁打を浴び、1点を先制された。看板の豪華打線も、4回まで沈黙し、球場内は緊迫した。それでも、米国ベンチには、慌ただしさも焦りも無縁だった。

1点ビハインドで迎えた5回、1死二、三塁から暴投で同点に追い付いた。その直後、この日、1番に起用されたシュワバーが、右翼席上段へ飛距離130メートルの2ランをたたき込み、あっさりと勝ち越した。満を持して、アクセルを踏むような展開。前回大会で苦汁を味わったシュワバーは、静かな口調で言った。「米国の代表としてプレーすることはとてもすばらしい。何を必要とされているのかは十分に分かっているから」。その後、2死満塁と好機を広げヘンダーソンが中前へ2点適時打を放ち、リードを広げた。

派手なアーチ攻勢ではなくとも、その後、犠飛などで着々と加点し、格下相手に正面から寄り切った。投げては、先発スクバル以降の投手陣が、3安打1失点17奪三振の好リレー。シュワバーは「違うメンバーだが、我々はまだやり遂げていない」。前回の23年決勝戦直後、目の前で大谷ら侍ナインが歓喜に沸いていた屈辱的な光景を、今も忘れていない。

米国が逆転2連勝 シュワバー勝ち越し2ラン プエルトリコはサヨナラ勝ち/詳細

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