広島市議会・令和8年度 予算特別委員会「消防上下水道関係」

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【水道安定供給へ 基町庁舎の抜本見直し等で経営改革を】
【急傾斜地対策の要望案件を早期事業化へ】
【救急車・電動ストレッチャー導入など装備充実を】
【消防用ドローン:技術向上を図り、内部運用要領の改正等で目視外飛行が可能に!】
【映像通報システム『Live119』をYouTube等積極的な情報発信を!】

3月6日、広島市議会・令和8年度 予算特別委員会「消防上下水道関係」の質疑が行われ、公明党から私 田中勝(西区)と 並川雄一市議(中区)が質問に立ちました。

私は以下の5項目について質問しました。

■田中勝【西区】
1 水道事業について
2 急傾斜地崩壊対策事業について
3 消防車両等の整備について
4 消防活動用ドローンの整備・活用等について
5 映像通報システム「Live119」等について

◆「水道事業について」
給水収益の減少、老朽化対策、物価高騰による建設費増などにより、令和10年度には資金不足が見込まれており、新たな「広島市水道ビジョン」には、これまでにない改革が必要であることを訴え、広島の水道を未来につなぐため、質問しました。

広島市中区基町では再開発(新高層ビル「カミハチクロス」等の建設)が進み、周辺環境が大きく変化する中、水道局・基町庁舎の活用を抜本的に見直すべきと提案しました。市からは、今後は危機管理機能を守りつつ、さらなる有効活用を検討するとの答弁でした。

水道事業は公営企業会計に基づき、主に水道料金収入によって運営されており、これまでの料金改定等については、増額改定だけでなく減額改定にも取り組んできたことや全国の大都市平均の比較などを確認しました。

水道は命を支えるインフラであり、将来にわたり安定して供給できるよう、丁寧な説明と合意形成を重ね、市民の皆さまに納得していただける「広島市水道ビジョン」(令和10年度からの長期ビジョン)の策定となるよう求めました。

◆【急傾斜地崩壊対策事業について】
当初予算案に計上されたものと、予算に盛り込まれなかった要望案件等について質疑しました。
令和8年度に策定される県の5か年計画「ひろしま砂防アクションプラン」の次期計画の施行・公表時期について伺ったところ、令和8年9月となる予定とのことでした。いずれにしても、土地所有者・土地管理者・受益者の同意が得られ、事業要件を満たしている案件については、速やかに事業決定を行い、着実に対策を進めていただくよう要望しました。

◆【消防車両等の整備について】
国の緊急消防援助隊設備整備費補助金を活用し、救急出動件数の増加や多様化する市民ニーズに的確に対応していくためには、単なる車両の更新にとどまらず、救急隊員の負担軽減や女性職員の活躍推進、さらには将来を見据えた機能強化を意識した装備の導入が不可欠であることを述べました。特に電動ストレッチャーの導入については、国の補助制度の活用も視野に入れながら、計画的かつ積極的に進めていただけるよう要望しました。

◆【消防活動用ドローンの整備・活用等について】
広島市消防局は消防活動用ドローンを3台保有しており、ドローンに搭載された拡声機能については、以前から訴えてきたとおり、実際の災害対応だけでなく、避難訓練等で活用し、市民の方に、ドローンを飛行させた際にどの高さで、どの範囲に呼びかけの音声内容が届くのかを周知するため、消防出初式をはじめ、避難訓練や防災フェア等での活用を要望しました。

また、昨年の決算特別委員会において、災害対応において重要な役割を果たす消防活動用ドローンの運用をさらに充実させるためには、目視外での飛行の必要性があることを訴えた件について、市からは、目視外飛行の必要性と操縦者の技術の向上を図ることが述べられ、「内部運用要領の改正及び航空法に基づく無人航空機の飛行に関する必要な許可・承認を得て、目視外飛行を実施できる体制を構築した」との答弁があり、目視外飛行が可能となりました。

◆【映像通報システム『Live119』等について】
通報者が送信する映像や画像には、傷病者の容態や現場の状況など、個人情報やプライバシーに関わる内容が含まれる可能性があり、情報の適切な管理について伺いました。また、「Live119」は現場に居合わせた市民の協力によって初めて機能する仕組みであり、その有効性を高めるためには、システムの存在や操作方法を事前に市民に周知しておくことが不可欠であるため、市の公式YouTubeチャンネル等での配信など、積極的な情報発信をお願いしました。

並川市議が質問した項目は下記の内容です。

■並川雄一【中区】
1 消防団活動支援アプリの導入について
2 消防団の車庫の残耐用年数と建て替え状況について
3 水道管・下水道管の更新について

予算特別委員会の質疑はまだ続き、来週3月9日(月)は、建設関係の質問に立つ予定です。引き続きしっかり取り組んで参ります。

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