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アメリカやイスラエルによるイランへの軍事作戦。中東からの輸入に大きく頼っている原油の価格があがれば、ガソリン価格にも影響する見通しです。暮らしへの影響についてみていきます。
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■“封鎖”されている「ホルムズ海峡」とは?
井上貴博キャスター:
「ホルムズ海峡」は、クウェートやカタール、サウジアラビア、UAE、オマーンなど、中東の国々の近くにある、幅約30kmの海峡になります。
世界全体の石油消費量の約20%が通過しているため、イランが“ホルムズ海峡を封鎖すること”は世界中に大きな影響を及ぼすことになります。
今回で言いますと、アメリカが攻撃してきたため、イランとしてはホルムズ海峡を封鎖。そうすると、世界中に影響が及ぶことに繋がります。“それを止めたいならばアメリカの行動を止めなさい”というロジックが成立するわけです。
原油輸入の94%を中東に依存している日本は、ホルムズ海峡が封鎖されることで、どのような影響があるのでしょうか。
■日本の船42隻が湾内に…動けない現在の「ホルムズ海峡」
井上キャスター:
まず、封鎖された「ホルムズ海峡」の現在の状況はどうなっているのでしょうか。
24時間リアルタイムでホルムズ海峡内をどのような船が、どの方向に動いているのかが分かるアニメーション(Marine Traffic)で、「イラン攻撃前」「3月3日」を比較すると、明らかに動きが違うことが分かります。
「攻撃前」は多くの船が行き交っている一方で、「3月3日」はほとんどの船が動いていません。封鎖されているため、停泊して動けない状況だそうです。
国土交通省の外航課によりますと、3日時点で、ペルシャ湾にとどまっている日本の船は42隻あるとのこと。連絡を取り合い、安否確認を常時行っている状況だそうです。
(それぞれの船は)こういった不測の事態に備えて、多くの食料、水、燃料などを積んであるとのことで、直ちに問題になるということはありません。
しかし、ご家族や関係者の皆さんが不安を抱いていらっしゃるだろうことは容易に想像できます。
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