Ubisoft Entertainmentは,「アサシン クリード」の今後に関して重要なアップデートをアナウンスし,同フランチャイズの未来を形作る新たなリーダーシップチームに加わる3人を,Redditの専用サブチャンネルr/assassinscreedで明らかにした(リンク)。

Ubisoft Entertainmentでは,「アサシンクリード」「ファークライ」「レインボーシックス」など看板タイトルの開発や,ブランド育成に集中させた専門チームVantage Studiosなど,5つのクリエイティブ・ハウスに集約させた,大規模な組織改革が行われている。
「アサシン クリード シャドウズ」まで,長らくシリーズの開発に携わってきたクリエイティブ・ディレクターのマーク=アレクシス・コーテ(Marc-Alexis Cote)氏が辞職するなどしており,ファンのあいだでは同シリーズの今後について不鮮明な状態が続いていた。
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Ubisoftは本日(2025年10月2日),今年3月にアナウンスした新スタジオの正式名称「Vantage Studios」を発表した。「アサシン クリード」「ファークライ」「レインボーシックス」シリーズの開発を担当する。世界中の各拠点に,数千人規模の経験豊富な開発者を集結している。
[2025/10/02 11:04]
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Ubisoft Entertainmentは2026年1月21日,クリエイティブリーダーシップの再獲得と持続的成長の回復に向けて,組織・運営・ポートフォリオ面での大規模な再編方針を発表した。あわせて,「プリンス オブ ペルシャ 時間の砂 リメイク」の開発中止も明らかにされた。
[2026/01/22 15:14]
リーダーシップチームの新たな布陣は,以下のようなものになる。

マーティン・シェリング(Martin Schelling)氏:ヘッド・オブ・ブランド
シェリング氏は,フランチャイズ・チームを率いるとともに,アサシン クリード全体の戦略,長期的なビジョン,および開発を統括する。これまで,「リベレーション」「ブラック フラッグ」「オリジンズ」「ヴァルハラ」など,シリーズを象徴する数多くのタイトルでプロデューサー,およびシニア・プロデューサーを務めてきた経歴を持つ。
ジャン・ゲドン(Jean Guesdon)氏:ヘッド・オブ・コンテンツ
ゲドン氏は,フランチャイズのクリエイティブ・ディレクションを指揮し,進行中のプロジェクトをサポートする。シリーズのDNAを忠実に守りながら,未来を形作る手助けをするのが役割になる。ゲドン氏とシリーズの関わりは「アサシン クリード II」にまで遡り,「ブラック フラッグ」や「オリジンズ」のクリエイティブ・ディレクターを務めるなど,ブランドへの彼の貢献は計り知れない。しかし,その後はしばらく離職していた。
フランソワ・ド・ビリー(François De Billy)氏:ヘッド・オブ・プロダクション・エクセレンス
ド・ビリー氏は,フランチャイズ全体における制作体制の強化と実行力の向上を通じて,各チームをサポートする。彼は直近ではグローバル・プロダクションのシニア・ディレクターを務めており,「リベレーション」や「ブラック フラッグ」といったタイトルにも貢献し,近年は「オリジンズ」や「ヴァルハラ」でプロダクション・ディレクターを務めている。
この人事の発表についてゲドン氏は,「これほど長い年月を経て戻ってこれたことを素晴らしく思っています。アサシン クリードは,私の職業人生を決定づけた存在であり,ここに戻ることは,まるで家に帰ってきたような感覚です。再び皆さんとこの旅を共にできることに心から感謝しております」とコメント。大きな体制変更の中でも「アサシン クリード」の持つシリーズのDNAを大切にすることを強調している。
今回の発表の最後は,「Nothing is True. Everything is Permitted(真実はなく,許されぬことはない)」という,「オリジンズ」でも語られていたアサシン教団の信条の1つで締めくくられている。
自らの地位や能力を利用して何をしてもよいのではなく,自分の選択がもたらす結果を自分の責任のもとにおいて行うという重責を説く意味深な言葉である。今回のリーダーシップチームの再編が,フランチャイズにとってよりよい方向に向かうようファンは願っているはずだ。

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