ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.02.23 06:58

ロシアによるウクライナ侵攻から4年を迎える24日を前に、在韓ロシア大使館が建物外壁に戦争の勝利をうたう大型横断幕を掲げ、物議を醸している。韓国政府は自主的な撤去を求めたが、ロシア側は応じていない。

22日、複数の消息筋によると、最近ロシア大使館はソウル市中区貞洞(チュング・ジョンドン)にある大使館建物の外壁に「勝利は我々のものだ(Победа будет за нами)」との文言を記した横断幕を設置した。これは第2次世界大戦当時のソ連の戦勝スローガンだったが、最近ではウクライナ侵攻を擁護するスローガンとして再び使われている。

韓国外交部は事実関係を確認した後、外交ルートを通じて当該横断幕の撤去を要求したという。しかしロシア大使館は撤去に応じていない。「過去のソ連時代から使ってきた慣用句であり、ウクライナ戦争とは無関係だ」との立場だ。

こうした状況でも、政府として横断幕を強制的に撤去する方法はない。「受入国当局は公館長の同意なしに公館区域に立ち入ることはできない」(第22条第1項)と定めたウィーン条約により、外交公館の不可侵が保障されているためだ。

問題は、ロシア大使館が同様の動きを続けている点だ。ゲオルギー・ジノビエフ駐韓ロシア大使は今月11日の記者懇談会で「北朝鮮軍のロシア派兵の偉大さを忘れない」と発言し、論争を招いた。また大使館側は、侵攻から4年となる24日にもロシアのウクライナ侵攻を支持する集会を主催する計画だ。

慶南(キョンナム)大学極東問題研究所のイ・ビョンチョル教授は「現職大使のこうした動きは本国の指示と無関係ではないだろう」とし、「北朝鮮との全方位的な密着を続けるというシグナルであり、韓米協力に対する警告と見ることもできる」と指摘した。

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