トランプ氏関係者、ロシア企業とアラスカガス開発で合意=NYT

ノバテクのロゴ、ロシアのサンクトペテルブルクで開催されたサンクトペテルブルク国際経済フォーラム(SPIEF)で2024年6月撮影 REUTERS/Anton Vaganov

[モスクワ 20日 ロイター] – トランプ米大統領の家族とつながりがあるとされる米金融関係者が、ロシアのエネルギー大手ノバテク(NVTK.MM), opens new tab とアラスカでの天然ガス開発に関する合意に署名していたことが分かった。米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)が20日報じた。

同紙によると、合意に署名したのは、投資会社アメリカ・ファースト・グローバルのジェントリー・ビーチ会長兼最高経営責任者(CEO)で、署名は昨年秋だった。ロシアに対する西側の制裁が続く中での動きだった。

トランプ氏とロシアのプーチン大統領は昨年8月、アラスカで会談し、ウクライナでの戦争終結に向けた協議を行った。並行して米ロ当局者は複数のエネルギー取引の可能性についても協議した。

ニューヨーク・タイムズは、ビーチ氏がノバテクによるアラスカでの天然ガス開発に関する合意書にひそかに署名していたと報じた。ビーチ氏は同紙に、事業は初期段階にあり、大きな障害に直面していると述べた。資金面の詳細は明らかにしなかった。

ノバテクは同紙に対し、北部アラスカの遠隔地で天然ガスを液化するために自社技術を活用する可能性について交渉していると述べた。ビーチ氏と協力しているかどうかは確認しなかった。

アメリカ・ファースト・グローバルはエネルギー、鉱業、インフラに権益を持つ。ビーチ氏は2016年の大統領選でトランプ氏の資金集めを支援し、「米国第一主義」の経済・外交路線の形成にも関与した。ニューヨーク・タイムズによれば、ビーチ氏はトランプ氏の息子ドナルド・トランプ・ジュニア氏の大学時代の友人でもある。

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