
米実業家イーロン・マスク氏が率いる企業xAIが開発する人工知能(AI)グロックが本人の許可なく性的画像を生成している問題を巡り、英国とカナダの当局は調査を進めると表明した。写真はグロックのロゴ、昨年2月撮影(2026年 ロイター/Dado Ruvic)
[ワシントン/ロンドン 15日 ロイター] – 米実業家イーロン・マスク氏が率いる企業xAIが開発する人工知能(AI)グロックが本人の許可なく性的画像を生成している問題を巡り、英国とカナダの当局は調査を進めると表明した。
xAIは14日夜、こうした画像を生成しないようグロックの調整を行ったと発表したが、グロックに対する当局の監視は続きそうだ。
ロイターはこの変更によって同意を得ていない画像の生成がどの程度制限されたのか確認できなかった。英国などのロイター記者数人は米東部時間15日正午時点でも、グロックを使ってオンデマンドで性的な画像を生成することができた。
ソーシャルメディアプラットフォームのXとxAIは、グロックの変更や英国とカナダでの展開に関するロイターの質問にすぐに答えなかった。
英国のメディア規制機関、情報通信庁(オフコム)は15日、xAIの発表は「歓迎すべき進展」だが、調査は継続中だとした。「この調査を進展させ、何が問題だったのか、そして解決に向けてどのような対策が取られているのかを明らかにするため、昼夜を問わず取り組んでいる」と述べた。
また、カナダのプライバシー監視機関は15日、Xに関する既存の調査を拡大するとしたほか、xAIに関する関連調査も行うと発表した。
グロックを巡っては生成された露骨なコンテンツを取り締まり、禁止措置を講じたり、対策を求めたりする国が増えている。
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