
写真はルビオ米国務長官。1月7日、米ワシントンの連邦議会議事堂で撮影。REUTERS/Evelyn Hockstein
[パリ/ベルリン 7日 ロイター] – ルビオ米国務長官は7日、デンマークの指導者らと来週会談すると明らかにした。トランプ米大統領がこのところ、デンマーク自治領グリーンランド取得への意欲を改めて鮮明にしていることが背景にあり、ルビオ氏はこの目標が後退することはないと示唆した。フランスやドイツなど懸念を抱く同盟国は対応策を検討している。
ルビオ氏は米国が軍事的選択肢を進めることで、北大西洋条約機構(NATO)の同盟国を危険にさらす可能性があるかという記者団からの質問に対し、トランプ氏が軍事的手段で目的に対処する選択肢を保持していると述べた。その上で、「私は現在外交官として、異なる方法で解決することを選好する。それはベネズエラの問題も含まれる」と語った。 もっと見る 米ホワイトハウスのレビット報道官は7日、トランプ氏が国家安全保障チームとグリーンランド購入を巡り活発な協議を行っているとしつつも、NATO同盟へのコミットメントを引き続き維持すると述べた。 もっと見る
レビット報道官は、トランプ氏が常に「全ての選択肢を検討している」とした上で、「大統領の第一の選択肢は常に外交だ」と述べた。
これに先立ち、フランスのバロ外相は、米国がグリーンランド掌握の脅しを実行に移した場合の対応策について、パートナー諸国と協議していると明らかにした。
また、ドイツ政府筋は同国が「グリーンランドに関する次のステップについて、他の欧州諸国やデンマークと緊密に協力している」と述べた。
欧州主要国とカナダの首脳は6日、トランプ氏がグリーンランド取得に改めて関心を示したことを受け、デンマークとグリーンランドへの支持を表明した。 もっと見る 欧州連合(EU)のコスタ大統領は7日、EUは世界のどこであっても国際法違反を容認しないとし、デンマークとグリーンランドを必要に応じて支援すると表明した。 もっと見る
グリーンランド出身のデンマーク国会議員アージャ・ケムニッツ氏は、グリーンランドは米国による併合を拒否し続けると述べた。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab


WACOCA: People, Life, Style.