▼自己紹介
はじめまして。 有山勇大(ありやま ゆうだい)と申します。
私は10代のころからマリンスポーツ関連で沖縄に行って以来
これまで沖縄に何度も足を運び、美しい海や自然、人の温かさに触れてきました。
その一方で、沖縄がかつて日本で唯一の地上戦の舞台となり、多くの一般市民が犠牲になった場所であることを、年齢を重ねるにつれ深く考えるようになりました。
私自身、幼い頃に祖父母から戦争体験の話を聞く機会がありましたが、
当時はその重みを十分に受け止めることができませんでした。
今になって、「なぜもっと真剣に耳を傾けなかったのか」という後悔が、この活動の原点になっています。
終戦から80年。 戦争を直接体験した方々の声を聞ける時間は、もう限られています。
本プロジェクトでは、戦争をご経験された方々、またはご家族の方々から戦争体験をう伺わせていただき、その貴重なお話やご記憶を記録し、次の世代へとつないでいくことを目的としています。 この活動が、過去を知り、同じ悲しみを繰り返さないための小さなきっかけになればと願っています。
本来であれば、すべて自分の力で進めるべき活動かもしれません。
しかし私は、一人の一般人です。
家族との生活を守りながら、この活動に必要な取材費や制作費を捻出していくことには、正直なところ限界があります。
それでも、この記憶を残す活動を途中で諦めたくはありませんでした。
一人では難しいことでも、想いに共感してくださる方々のお力添えをいただくことで、前に進めるのではないか。 そう考え、このプロジェクトはクラウドファンディングという形を選びました。
▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ
私を突き動かす「後悔」と「使命」

「もうすぐ、お前くらいの子供が兵隊になって死んでいったんだよ」私が子供の頃、祖父がポツリと漏らした言葉です。
帽子に「大日本帝国海軍」と記されたこの写真の青年は、私の祖父です。
当時の祖父から聞いた、上官による暴力や、二度と戻らなかった仲間の話。幼かった私はその重さを理解しきれず、聞き流してしまいました。
埼玉県の秩父で空襲を経験し、山から真っ赤に燃える東京の空を見た祖母。
二人が繋いでくれた命の上に、今の私がいます。しかし、もっと詳しく話を聞こうと思った時には、もう二人はこの世を去っていました。
「あの時、もっとちゃんと聞いておけばよかった」
この消えない後悔が、私の活動の原点です。

なぜ、大好きな「沖縄」から始めるのか
10代の頃からダイビングで訪れ、その美しさに魅了され通った沖縄。
しかし、現地の方々と触れ合う中で、一つの違和感が生まれました。
「この美しい海を楽しんで帰るだけで、本当にいいのだろうか」
沖縄は、日本で唯一の地上戦が行われた場所です。県民の4人に1人が犠牲になったという、想像を絶する悲劇。沖縄を愛する一人として、ただの観光客で終わるのではなく、この土地が二度と同じ悲しみの巻き添えにならないために、歴史を知り、伝える責任があると感じました。

「今」やらなければならない理由
終戦から80年を過ぎた今、戦争体験者の多くは、すでに90代を超えています。「もう少ししてから」では間に合わない。今を逃せば、記憶は永遠に失われてしまうかもしれません。
その事実の重さに今更ながら気づき「今から始めなければダメだ!」と感じました。
私はこれまで、家族と共に色々な場所に足を運んできました。 沖縄の平和祈念公園や資料館をはじめ、鹿児島の知覧、茨城の予科練……。各地に残る戦争遺跡に触れ、そこで命を燃やした方々の生きた証を肌で感じてきました。
資料館に並ぶ遺品や手紙の一つひとつが、今の私たちが享受している平和がどれほど尊い犠牲の上に成り立っているかを、静かに、しかし力強く訴えかけていました。
私自身、父親となりました。 戦跡を巡り、我が子を見つめる中で強く思うのは、この子たちが、そしてその先の孫たちが、二度と戦争の被害を受けたり、戦地へ向かったりすることがあってはならないということです。
そのためには、私たち「戦争を知らない世代」が、教科書の中の話ではない、こうした場所や人々の中に眠る「リアルな言葉」を直接お伺いし、平和の種として次世代へ手渡していく必要があります。
「辛い経験を思い出したくない。」
「話すこと自体が苦しい。」
そう感じる方も多くいらっしゃるのも事実です。無理にお話を伺うことはありません。
ただ、その貴重な経験がこのまま表に出ることなく消え去ってしまった時、同じような悲しみが未来の世代で繰り返してしまうのではないか。
ともおりま感じております。
お話を伺う際には、ご本人はもちろん、ご家族のお気持ち、体調、心のご負担を最優先に、十分に配慮をし、最善の形で進めさせていただきます。
この美しい海が、再び戦艦で黒く染まることのないように。
この美しい島が、悲しみと絶望に埋められることのないように。
これ以上、戦争慰霊碑が生まれることのないように。

▼プロジェクトの内容
具体的な活動内容
沖縄を中心に「まだ公に語られていない戦争体験」がある
公的機関等にもない戦争体験がまだ多くあります。
実際に語り部として表に出られていない方々のお声をお聞かせいただき
SNSや映像、書籍等にし未来へ平和をつないでいく活動です。
・戦争体験者やそのご家族へのインタビュー(音声・映像・文章で記録)
・語られてこなかった体験談の保存と整理書籍・SNS・映像での公開と発信
・学校や資料館、自治体などと連携し、若い世代が触れられる形でアーカイブ化
▼プロジェクトの展望・ビジョン
・同じような活動とのネットワークとの繋がりを作る。
・学校や教育現場で活用できる形に編集し、若い世代が直接「声」に触れられる環境をつくる
• 教科書では伝わりきらない、個人の体験や感情を伝える教材として活用
• 子どもたちが「過去の出来事」ではなく、「自分たちの未来の話」として考えるきっかけにする
沖縄に限らず、日本全国、世界中で同じ活動が増えれば戦争というもの起きないと信じています。
私自身も他県にも活動範囲を広げていきたいと考えております。

WACOCA: People, Life, Style.