■杉本知事
「今をもってノーサイドと考えている 今から福井県らしく、一生懸命汗をかきながら、県内の融和に努めていきたい」

2019年、現職との一騎打ちで保守分裂となった選挙戦を制して初当選した杉本知事。

県政運営のモットーとして掲げたのが。

■杉本知事
「徹底現場主義というのは、現場に出るのは、仕事の効率化に結び付くと思っている」

知事自身も、丹南や嶺南に数日間拠点を移す「微住」に取り組みました。

■杉本知事
「特に嶺南とか奥越もそうだが、本当に県庁が遠いといわれたので、身をもって感じながら、逆にこれを県として次にやることに生かしていければ」

また若手職員からの提案も次々と県政に反映させてきました。

知事就任2年目の2020年には、コロナ禍への対応に追われます。

全国的にマスクが品薄となる中、県内の全世帯にいち早く「マスク券」を配りました。

■マスクを買いに来た人
「マスクがないから 普通は店に来てもどこもないから」

このほか、医師会や自治体と連携した感染防止策も「福井モデル」として注目を集めました。

4年間の実績を掲げて挑んだ2度目の選挙では、およそ9割の得票を獲得して対抗馬を圧倒。

■杉本知事
「チーム福井一丸となって挑戦して、わくわくどきどき、福井の新しい時代を皆さんと共につくっていきたい」

ワクワク・ドキドキの福井の実現へ。

北陸新幹線県内開業を100年に一度のチャンスと位置づけ、恐竜を生かした観光誘客など賑わいづくりに力を入れました。

福井市中心部のアリーナ計画にも積極的な姿勢をみせ、今年9月に県議会からGOサインを得たばかりでした。

■杉本知事
「県政の混乱を少しでも抑え、一日も早く新しい体制で県政を再始動してもらうため、私として知事の職を辞することを決意して、近日中に退職の申し出をしようと」

北陸新幹線の延伸や原子力など、重要課題の解決はまだまだ道半ば。

知事のさらなる政治力が期待されるタイミングでの退場となりました。

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