3日朝の外国為替市場で円は対ドルで155円台後半で推移している。海外市場では156円台前半まで円安が進む場面があった。日本銀行の利上げは植田和男総裁が言及した12月の後は難しいとの見方が強く、円の上値は重い。
三井住友信託銀行ニューヨークグローバルマーケッツ部の山本威調査役は電話取材で、円安が進む中、植田総裁は1日の講演でタカ派寄りの発言をせざるを得なかった側面があり、今後も利上げを継続できる状況にはないと話した。根底には高市早苗政権の積極財政があるため、円は買われにくい環境が続くとみる。
今後の焦点は米連邦公開市場委員会(FOMC)だが、市場では12月の利下げがすでに織り込まれているため、利下げがドル安につながりにくく、むしろ決定後に材料出尽くしでドル安が限定的になる可能性があると指摘した。
円相場は午前7時40分現在、対ドルで155円88銭(2日午後5時時点は155円77銭)

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