英軍機にロシア船がレーザー照射、国防相「軍事的選択肢」警告

ヒーリー英国防相のスピーチ中にモニターに映し出されたロシアのスパイ船「ヤンタル」。2025年11月19日、代表撮影。REUTERS

[ロンドン 19日 ロイター] – ヒーリー英国防相は19日、ロシアのスパイ船「ヤンタル」が監視にあたっていた英空軍機のパイロットにレーザー照射したと明らかにし、脅威になれば「軍事的選択肢」の用意ができていると述べた。

空軍パイロットへのレーザー照射は「極めて危険」だとし、同船の動き次第で対応する構えだとけん制。「ヤンタルが進路を変えれば、軍事的選択肢の用意がある」と述べた。

ヒーリー氏は同船が情報収集や海底ケーブルの地図作成を目的に設計され、現在スコットランド北部沖の英領海の境界付近に位置していると指摘。

英空軍に対してこのような行動を取ったのは初めてで「極めて深刻に受け止めている」と述べた。その上で、英領海内で同船の「活動をより綿密に追跡し、監視できるよう海軍の交戦規則を変更した」と明らかにした。

在ロンドンのロシア大使館は「わが国の行動は英国の利益に影響を与えるものではなく、英国の安全保障を損なうことを狙ったものでもない」と表明。「英国の海底通信に関心はない」とし、「欧州大陸における危機的状況を悪化させる破壊的な行動を控える」よう英側に求めた。

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