
カナダ・オンタリオ州トロントの食料品店で2025年3月撮影。REUTERS/Arlyn McAdorey
[オタワ 17日 ロイター] – カナダ統計局が17日発表した10月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比2.2%上昇だった。前月の2.4%と比べ、伸びが鈍化した。ガソリン価格の値下がりや食品価格の伸びが鈍化傾向を示したほか、住宅ローン金利コストが3%を下回ったことも寄与した。前月比は0.2%上昇だった。
ロイターがまとめたアナリスト予想は前年同月比2.1%上昇、前月比0.2%上昇だった。
カナダ銀行は10月、インフレが安定化する見通しを示した上で、政策金利を25ベーシスポイント(bp)引き下げて2.25%にすることを決定した。12月の会合では、政策金利を据え置くとの観測が高まっている。
ガソリンの炭素税が廃止された影響で、ガソリン価格は前年同月比で9.4%低下。9月の4.1%低下から下落率が拡大した。炭素税廃止の影響を除いた年間上昇率は2.7%で、9月は2.9%だった。
食品価格は前年同月比で10月に3.4%上昇。9月の4.0%上昇からは伸びが鈍化したものの、9カ月連続で総合インフレ率を上回った。
住宅ローン金利コストは10月に2.9%上昇。一方、家賃の伸びは5%を上回り、2カ月連続で加速した。
コアインフレ指標の一つであるCPI中央値は10月に2.9%上昇。9月改定値は3.1%上昇だった。CPIトリム値は3.0%上昇と、9月の3.1%上昇から伸びが鈍化した。
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