
取材に応じる大塚監督
今季限りでの退任が発表された、サッカーJ2・ヴァンフォーレ甲府の大塚真司監督(49)が14日、トレーニング終了後に取材に応じ、サポーターへの思いなど心境を語りました。
「(クラブの発表の)コメントにも出したが、こういった結果、この状況に導いてしまったことに対し、大きな責任を感じている。どうにか最低でもプレーオフ圏内、昇格を狙える位置につけ、サポーターの皆さんとそういった(昇格を狙う)時期を共にしたかったが、こういう状況にしてしまった。僕自身、シーズン途中からも『責任』という言葉をインタビューでも選手の前でも使ってきた。悔しいが、残念だが、やっぱり現場のトップである私自身が責任を取るのは自然な流れと感じている」
Q.現在13位に沈む中、今季はどんなところに難しさが?
「一言では言い表せないが、残り10試合まで本当に粘り強く戦った。そこは自分自身が考えていた通り。残り10試合からギアを上げ、昇格戦線へ上っていきたいと考えていたが、そこから低迷した。そこは本当に自分自身の力のなさ。それに尽きる。最後でチームの力を上げきれなかった」
Q.今季の体制発表時から『ボールと相手を走らせるサッカー』を標榜したが、その体現については?
「そういったものができた試合、できた時間もあったが、自分が思い描いていたような、サポーターの皆さんの胸を踊らせるようなサッカーを展開できなかったのは事実。得点を奪う、ボールを動かす、失点をしないというバランスを最後までうまく見つけられなかった。先ほども言ったが、自分の力のなさ、それに尽きる」
Q.大卒新人がピッチで躍動する姿を見せた。成果は?
「そう言ってもらえるとありがたいが、もっともっと躍動させて、選手たちの秘めているものをもっともっとピッチで出させたかった。ファン・サポーターの皆さんに見せてあげたかった、という思いが強い。僕はこれでクラブを去るが、甲府は続いていく。ここにいる選手たちは大きく羽ばたいてほしい」
Q.今季残り2試合をどう戦うか?
「とにかく無駄にしないこと。そこは選手たちとも話して、きょうもきのうも本当に選手たちは前向きにトレーニングしてくれている。それを残り2試合の結果で示せるように。ホームは1試合残ってるから、そこではサポーターの皆さんと少しでも喜びを分かち合えるように、全力で取り組んでいきたい」
Q.ホーム最終戦はサポーターも多く駆け付けると思うが?
「そこでの勝利だけでは本当に何も全く足りないと思うし、本当に申し訳ないが、最後のところで意地を見せられるように全員で向かっていきたい」
次節は23日に行われるホーム最終戦。19位のカターレ富山を迎え撃ちます。

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