メキシコ大統領、米軍の国内派遣「起こらない」 麻薬対策巡り

メキシコのシェインバウム大統領は4日、同国内での米国による一方的な軍事行動は「起こらない」との見解を示した。写真はメキシコ市で3日撮影(2025年 ロイター/Henry Romero)

[メキシコ市 4日 ロイター] – メキシコのシェインバウム大統領は4日、同国内での米国による一方的な軍事行動は「起こらない」との見解を示した。米国がメキシコ国内で新たな麻薬カルテル対策の計画を開始しているとのNBCニュースの報道に関する質問に答えた。

シェインバウム氏は朝の定例記者会見で「そんなことは起きない。そういったことが起きるという報告はない。また、われわれはそれに同意しない」と述べた。米国がここ数カ月、中南米地域における軍事行動を強化する中、シェインバウム氏は、トランプ政権がメキシコの麻薬カルテルを一方的に摘発する可能性など、米国による一方的な軍事行動を繰り返し拒否している。

9月初旬以来、米国は東太平洋およびカリブ海で麻薬密輸船とみられる船舶を攻撃。これまで数十人を殺害している。

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