ソフトウエア開発会社の米パランティア・テクノロジーズ社は通期売上高見通しを44億ドル(約6800億円)に引き上げたほか、7-9月(第3四半期)の売上高がアナリスト予想を上回った。人工知能(AI)およびデータ分析製品の「加速的かつ異次元的な」成長を理由に挙げた。

  発表を受けパランティアの株価は時間外取引で一時7%上昇したが、その後上げ幅を縮小した。投資家の期待は高く、年初来の株価上昇率は150%を超えている。10月31日時点で、向こう12カ月の予想売上高に基づく株価売上高倍率(PSR)は85倍と、S&P500種株価指数構成銘柄の中で最も割高な水準だった。  

  3日の発表資料によると、7-9月の売上高は63%増の11億8000万ドル。アナリスト予想平均は10億9000万ドルだった。10-12月(第4四半期)の売上高は約13億3000万ドルとなる見込みで、アナリスト予想平均の11億9000万ドルを上回った。

  ブルームバーグがまとめたデータによると、パランティアがアナリスト予想を上回る売上高を発表するのは21四半期連続となる。

  一時項目を除く1株利益は21セントと、アナリスト予想平均の17セントを上回った。

  パランティアは、AIブームの恩恵を大きく受けている上場企業の一つだ。同社は政府および企業にAIソフトウエアを販売しており、米国およびその同盟国にとって重要な供給者となっている。

  商業部門の成長も著しく、特に米国内での伸びが顕著だ。米国内の商業顧客向け四半期売上高は前年同期比121%増の3億9700万ドルに達した。

  米政府向け事業も52%増の4億8600万ドルだった。

原題:Palantir Hikes Sales Forecasts After Record Stock Run-Up (1)(抜粋)

WACOCA: People, Life, Style.