公開日時 2025年11月01日 05:00更新日時 2025年11月01日 06:23
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日中首脳会談を前に中国の習近平国家主席(右)と握手を交わす高市首相=31日、韓国・慶州(代表撮影・共同)
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共同通信社
【慶州共同=福田公則、花田仁美】高市早苗首相は31日、韓国南東部慶州(キョンジュ)で中国の習近平国家主席と初めて会談した。両首脳は日中の共通利益を拡大する「戦略的互恵関係」を包括的に推進し、建設的かつ安定的な関係構築を確認。首相は尖閣諸島周辺を含む東シナ海での中国の活動活発化や海洋調査、南シナ海での行動に懸念を伝達した。習氏は「植民地支配と侵略への反省とおわび」を明記した村山談話の精神の順守を要請した。台湾問題では互いにけん制した。
首相は日本産水産物の輸出円滑化、牛肉の輸出再開で前向きな対応を要請した。水産物の輸出再開は今年5月、手続き開始で合意。牛肉は7月、輸出に必要な協定が発効した。
日中首脳会談は、2024年11月に石破茂首相が習氏と南米ペルーで実施して以来。会談は約30分間だった。
会談で首相は、中国が「核心的利益」と位置付けて統一を目指す台湾を巡り、良好な中台関係が非常に重要だと指摘。習氏は、日中共同声明など四つの政治文書で定めた台湾に関する約束の履行を求めた。

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