[29日 ロイター] – ウクライナが3夜連続で無人機(ドローン)をモスクワに向けて飛ばし、他のロシア地域も標的にした。ロシア当局が29日に明らかにした。

エネルギーインフラを標的とした。

ロシアの防空部隊は夜間に計100機のウクライナ無人機を破壊。そのうちの6機はモスクワ州で、残りは11州とクリミア上空だったという。

ウクライナはここ数カ月、モスクワや他のロシア地域に対する長距離無人機攻撃を続けている。

モスクワのソビャニン市長はテレグラムで、モスクワへいくつかの波状攻撃があったと述べた。

ロシア当局によると、モスクワ内4空港のうち3カ所、国内のその他いくつかの空港が安全上の理由から一時閉鎖された。

ロシアが併合したクリミアのシンフェロポリ市では、燃料と潤滑油を保管する貯蔵コンテナが無人機攻撃を受け、火災が発生。負傷者はなかった。現地当局者が明らかにした。

モスクワから約800キロ離れたマリ・エル共和国では、工業施設付近で攻撃が記録されたが、損傷はなかった。さらに同共和国の南に位置するウリヤノフスク州では、無人機が撃墜され、一時火災が発生した。地元当局が明らかにした。

一方、ウクライナメディアによると、ウクライナはロシア南部ブジョンノフスク地帯にあるルクオイル(LKOH.MM), opens new tabグループ傘下のスタブローレン化学工場を攻撃した。同工場はロシアの主要ポリエチレン・ポリプロピレン生産者の一つ。

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