クラシコで途中交代し、不満な反応を見せるRマドリードFWビニシウス(ロイター)
<スペインリーグ:Rマドリード2-1バルセロナ>◇26日◇第10節◇サンティアゴ・ベルナベウ
【高橋智行通信員=マドリード】首位レアル・マドリードが2-1で2位バルセロナを下し、勝ち点27に伸ばした。前半22分にFWエムバペが先制し、1-1の同43分にMFベリンガムが勝ち越し点を奪った。公式戦のクラシコの連敗を4でストップし、勝ち点差を5に広げた。
後半27分、ブラジル代表FWビニシウスが途中交代。その際に怒りのジェスチャーを見せた。この場面についてシャビアロンソ監督は試合後の記者会見で「私はビニシウスの良かった部分を大いに評価している。大事なことから目をそらしたくない。それは今後話し合うことだ」と語った。
さらに指揮官は「素晴らしい試合だったし、ビニシウスも大いに貢献してくれた。これは重要な勝利であり、試合内容にふさわしい勝利だ。また非常に僅差の勝利でもあった。我々にはチャンスやPKがあったし、ビッグマッチで競争力のあるチームという印象を与えている」と話した。
これまで率いたチームでビニシウスのような性格の選手はいたか問われると「チームにはさまざまな性格の選手がいる。今を楽しもう。その時が来たら、ロッカールームで話し合うよ」と説明した。

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