セリエA前節では、敵地でジェノアを相手に数的不利に立つ中、守護神の鈴木彩艶の活躍により、スコアレスドローで貴重な勝ち点を獲得したパルマ。現在、6ポイントで15位につけるチームは25日、38歳のセスク・ファブレガス率いる6位コモを本拠地スタディオ・エンニオ・タルディーニに迎える。
パルマの指揮官カルロス・クエスタは、これまでユヴェントスやラツィオ、フィオレンティーナに勝利を収めるなどの快進撃を見せているコモに警戒感を強めつつ、次戦へ意欲を示した。
「相手は低い位置から組み立て、チーム全体で攻撃したり、縦を狙ったり、ボール支配を基礎とした自らのサッカーを見せてくるだろう。コモの最大のクオリティは、ボール奪取後、縦を狙ってプレッシャーをかわすことができる点だ」
「攻守の切り替え時の能力が高く、完成されたチームで、セットプレーを強みとし、相手にプレッシャーを与えることができる。我々も自分たちの望む試合をできるようにしたい。明日は、素晴らしいパフォーマンスを見せ、素晴らしい結果を出せると確信をもって試合に臨みたい」
30歳の若手スペイン人指揮官は、コモを率いる同胞のファブレガスに対して敬意を示しつつ、次戦へ意欲を示した。
「彼と話す機会があり、セリエAでどのような経験をしたのかを学ばせてもらった。意見交換し、彼の話を聞いて学ぶことができてうれしかった。私は彼らのこれまでの仕事に絶対的な尊敬の念を抱いている。ピッチを見れば、その舞台裏が全て見えるからね。コモには脱帽するよ。どのようなプレーを目指しているのか、クラブとしてどうなりたいのかの極めて明確なビジョンがある。セスクやコモの仕事には全く感服するよ」
また今シーズンからパルマの指揮を執るクエスタは、自身のチーム作りについて明かしたほか、周囲から指摘されている得点力不足について言及した。
「私にとってチーム作りはピッチ内だけではない。選手の姿勢であったり、日々の過ごし方であったり、こうしたことがピッチに現れる。ジェノア戦ではお互いに助け合おうとする姿勢や意欲が見えた。これでこそより強いチームになれる」
「守備面を優先してきたので、攻撃面に関して改善しなければならないことは私も分かっている。私が責任者でもある。今後は攻撃が良くなるか? もちろん、時間と共に良くなるだろう。成長の過程においては、選手たちの最大限のクオリティを引き出すためにピッチで個々の化学反応と適切な結びつきが必要だ」
「我々は選手たちが最善を尽くせるようサポートできる環境を用意できるよう努めている。私は120%より良いプレーができるようになると確信している。パルマはイタリア中で一番見ていて気持ちの良いチームだって? そんなことはないと思うが、毎回、より良いパフォーマンスを見せられるようになるだろう。現在の優先事項は競争力のあるチームになることだ」
試合情報
パルマ vs コモ
試合日時:2025年10月25日(土)日本時間22:00
会場:スタディオ・エンニオ・タルディーニ

WACOCA: People, Life, Style.