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2025年10月23日 15:50

東京都で初 大規模グリーン水素の製造始まる  “都産の水素”を活用促進へ

東京都は、脱炭素化とエネルギーの安定供給に向けて“都産グリーン水素”の製造に取り組んでいます。東京・大田区に新たに整備された「京浜島グリーン水素製造所」で、都内で初となる大規模なグリーン水素の製造が始まりました。

23日に行われた開所式では、東京都の小池百合子知事、水素の活用促進で都と連携協力する山梨県の長崎幸太郎知事、東京・大田区の鈴木晶雅区長らが出席しました。

東京都の小池知事は「国際情勢の先行きが見えずエネルギーをめぐる状況も混沌としている」と懸念を示し、今後、製造所の設備増強を進め、2027年度には現在の3倍の量の水素を製造できることを目指すと述べました。

製造所には、都と山梨県が共同開発した水電解装置が整備されました。これは、広い土地の確保が難しい都内でも設置できるよう小型化され、効率的に水素を製造できるとしています。

都によりますと、グリーン水素は水力、風力、太陽光などの再生可能エネルギー由来の電力を利用して水を電気分解して製造するため、二酸化炭素を出さず、環境負荷が少ないエネルギーだということです。

水素は、燃料電池自動車や発電のほか、肥料製造や金属加工など幅広い用途で使えるとして、都は、民間事業者と共同で、都産グリーン水素を原料とする化粧品の製造事業に取り組んでいます。

最終更新日:2025年10月23日 15:50

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