2025年F1第20戦メキシコGPでは、金曜フリー走行1回目(FP1)に史上最多級となる9名のルーキードライバーが登場する。日本勢としては平川亮がハースから、岩佐歩夢がレーシング・ブルズから参加する。
F1では今季よりルーキードライバーの起用義務が倍増された。チームはシーズン中に計4回、F1参戦が2戦以下のドライバーを起用しなければならない。最終戦アブダビGPのFP1でも、複数チームが再びルーキーを走らせる見通しだ。
Courtesy Of Alpine Racing
エルマノス・ロドリゲス・サーキットのターン16を通過するアルピーヌ、2024年10月25日F1メキシコGP FP1
ルーキー9名の出走リスト
今週末のメキシコGPでFP1に登場するルーキードライバーは以下の9名だ。欧州、アジア、北米の各地域から才能ある若手が集う。
マクラーレン:パトリシオ・オワード(ノリス車)
メキシコ出身、インディカー2025年ランキング2位。母国GPで2年連続出走。
メルセデス:フレデリック・ヴェスティ(ラッセル車)
チームのテスト兼リザーブドライバー。今季はIMSAで連勝。
フェラーリ:アントニオ・フォコ(ハミルトン車)
ル・マン24時間優勝経験を持つ開発ドライバー。
レッドブル:アーヴィッド・リンブラッド(フェルスタッペン車)
F2ランキング暫定7位。今季2度目のFP1出走。
ウイリアムズ:ルーク・ブラウニング(サインツ車)
F2ランキング暫定3位。アカデミー所属で3度目のFP1走行。
アストンマーチン:ジャック・クロフォード(ストロール車)
4勝を挙げF2暫定ランキング2位。F1週末デビュー。
ハース:平川亮(ベアマン車)
今季4度目のFP1。今年4月にトヨタ提携のハースへ移籍。
レーシング・ブルズ:岩佐歩夢(ローソン車)
スーパーフォーミュラ暫定2位。通算4度目のFP1。ホンダ育成の中心人物。
アルピーヌ:ポール・アーロン(ガスリー車)
元F2ドライバーで、コラピントと並ぶ2026年のシート候補。
F1週末デビューを飾るのは2名だ。フェラーリでは開発ドライバーでル・マン24時間レース優勝者のアントニオ・フオッコがルイス・ハミルトンの代役を務め、アストンマーチンではアメリカ人ドライバーのジャック・クロフォードがランス・ストロールのマシンを走らせる。
日本勢:平川亮と岩佐歩夢がダブル出走
Courtesy Of Haas
娘を抱きかかえて妻とともにパドックを歩くハースのF1リザーブドライバー平川亮、2025年5月22日(木) F1モナコGPプレビュー(モンテカルロ市街地コース)
31歳の平川は開幕時にアルピーヌのリザーブを務めていたが、4月にハースへ移籍。鈴鹿はアルピーヌ、バーレーンとスペインはハースで出走しており、今回はオリバー・ベアマンの代役としてハースをドライブする。アブダビのFP1でもVF-25のステアリングを握る予定だ。
Courtesy Of Red Bull Content Pool
フリー走行を前にガレージに立つ岩佐歩夢(レッドブル・レーシング)、2025年4月11日(金) F1バーレーンGP FP1(バーレーン・インターナショナル・サーキット)
一方、24歳の岩佐はキャリア通算4回目のFP1出走に臨む。レーシング・ブルズでの昨年2回の出走に続き、今季バーレーンではレッドブルRB21をドライブした。参戦中のスーパーフォーミュラでは現在、ランキング2位につけている。
今週末のエルマノス・ロドリゲス・サーキットでは、角田裕毅(レッドブル)を含む3名の日本人ドライバーが同時にF1マシンをドライブすることになる。“日本勢トリオ”の走りに注目したい。

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