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2025年10月21日 18:52

「岡山県の高校教育のあり方は」協議会で入試日程の一本化が論点に

 少子化が進む中、岡山県の高校教育のあり方を話し合う2回目の協議会が今日(21日)開かれ「入試日程の一本化」が論点に上がりました。

 この会議は令和20年、2038年度の岡山県立高校のあり方を、高校や大学関係者など20人が8月から議論しています。今日の会合で県教委は、2月に専門学科などで行う特別入試と3月に全校で実施する一般入試の「日程一本化」を、論点のひとつとして示しました。

 現状の課題として、私立高の入試も含め中学生の心身の負担が長期化していて近年、入試日程の一本化が広島県などで進められています。このため岡山県でも特別と一般の入試日程を一本化し「選抜方法の多様化・多元化」や「複数校志願を拡大」することが考えられると説明しました。

 学校現場の委員からは好意的な意見があがる一方、入試の本質を問う声もあがりました。子どもたちの、そして地方の未来を占う高校教育の議論、次回は12月に開かれる予定です。

最終更新日:2025年10月21日 18:52

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