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【10月18日 KOREA WAVE】韓国の議政府(ウィジョンブ)市内で昨年9月、電動キックボードの少年(当時18歳)がはねられて死亡した飲酒運転事故で、運転していた男が控訴審でも実刑判決を受けた。男は「酒を飲んだが運転可能な状態だった」と主張していた。
議政府地裁は、特別重大危険運転致死罪に問われた被告の男の控訴を棄却し、1審と同じ懲役6年を言い渡した。男は友人らと焼酎10本を飲んだ後に運転。友人は制止せず助手席に同乗していた。
判決によると、男は議政府市内を時速118キロで走行。前を走っていた少年をはねて死亡させた。血中アルコール濃度は免許取消基準(0.08%)を上回る0.155%だった。
裁判で男は「酒を飲んだが、運転に支障がある状態ではなかった」と主張した。
だが、1審は事故前に信号無視や速度違反、車間距離不保持など危険運転を9回繰り返していたことや、血中アルコール濃度が極めて高い点から主張を一蹴。控訴審も同様の判断をした。
また、同乗していた友人には被告の速度超過をあおる言動があったとして罰金500万ウォン(約53万円)を言い渡した。
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