サッカーJ1ファジアーノ岡山を応援しようという取り組みです。岡山市北区の飲食店が販売しているのは、クラフトビールですが、そこに込められた思いとは…。
【写真を見る】特産品マスカットを使用したクラフトビール「I want to Kiss」ファジアーノサポーターの店主が込めた思いとは【岡山】
岡山県の特産品の一つマスカット。そのマスカットを使用したクラフトビール「I want to Kiss」です。
先月(9月)販売を開始。使われているのは、岡山市で収穫されたマスカット・オブ・アレキサンドリアということですが…。
(甲野良輔キャスター)
「マスカットの香りがファっと抜けますし、軽やかなといいますか、ビールが苦手な方でも飲みやすい。カクテルのようなビールです」
提供しているのは、スポーツを観戦しながらビールを楽しめる岡山市北区のクラフトレインボー。全国のサッカーファンが集まるクラフトビア酒場です。
店主の井坂さんは、ファジアーノサポーター。今年J1で戦うチームを応援しようと岡山県真庭市の醸造所とともにクラフトビールづくりに乗り出したのです。
(クラフトレインボー店主 井坂成保さん)
「他のアウェイサポーターさんですとか、初めてJ1からファジアーノ岡山を知るという、ファン・サポーターの方も多いと思いますので、岡山の魅力を知ってもらいたいということで、岡山の果物を使ったビールを紹介して、みなさんと一緒に盛り上がりたいなと」
■マスカットならではの苦労も
ビールを製造するのは、真庭市に醸造所を構える美作ビアワークス。今年7月後半に仕込んで8月後半に完成しました。今までもフルーツを使ったクラフトビールの製造をしてきましたが、マスカットならではの苦労もあったそうで…。
(美作ビアワークス 三浦弘嗣代表)
「どうしても加工だし発酵の過程を経るので、香りとか味わいが全部がビールに残るわけでもないので、プラスビール原料の香りとか味わいもあるので、上手くバランスをとるのが難しいなと」
ビールを飲んだ常連は…
(常連)
「おいしい」
「兵庫から出張で来てるんで、ヴィッセル神戸のファンです。味めちゃくちゃおいしいです。マスカット感、風味を感じていて」
(クラフトレインボー店主 井坂成保さん)
「岡山らしさを感じますって言っとって」
(常連)
「岡山らしさ感じています」
(クラフトレインボー店主 井坂成保さん)
「ファジアーノ岡山のサポーターのみなさんも盛り上がっておいしいビールでサッカーを語らいながら、来年の話とか、次の試合の話とか、今までの試合の話とかで盛り上がればいいなと思っています」
応援ビールでのどをうるおし、ファジアーノの選手たちに熱いエールを!「I want to Kiss」は数量限定で、無くなり次第販売を終了するということです。
RSK山陽放送
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