カード会社提供(c)news1

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【10月18日 KOREA WAVE】大韓航空によるアシアナ航空とのマイレージ統合案が発表される中、従来アシアナ提携カードでマイルを積み立てていた利用者の間で、今後のカード乗り換え先に関心が集まっている。

10月11日に発表された大韓航空のマイレージ統合案によると、アシアナ航空のマイルは大韓航空のスカイパスマイルに転換可能だが、搭乗マイルは1対1、クレジットカードなどの提携マイルは0.82対1の比率で交換される。

例えば、アシアナの航空搭乗で1万マイルを獲得した場合はそのまま1万マイルとして移行できるが、カード使用で積み立てた1万マイルは大韓航空では8200マイルとして扱われる。

現時点での大韓航空提携カードはおおむね「1000ウォン使用=1マイル」付与が基本となっている。一方でアシアナ航空の提携カードは「1000ウォン当たり1.3〜1.5マイル」と高い積算率を誇っていたため、0.82の転換率でも元の積算効率によっては損失を感じにくいケースもある。

ただ、1000ウォンあたり1マイルの低積算率カードを使っていた場合、転換後の価値は1000ウォン当たり0.82マイルに実質目減りすることになる。加えて、現在アシアナ提携カードは新規発行が停止された状態にあり、既存カードの更新時には自然と大韓航空提携カードへの移行を検討する利用者が増えるとみられる。

こうした中、各カード会社の大韓航空スカイパス提携カードに注目が集まっている。

クレジットカード専門プラットフォーム「カードゴリラ」によると、2025年9月の人気ランキングで最も注目されたのは、サムスンカードの「& MILEAGE PLATINUM(スカイパス)」だった。同カードは1000ウォン当たり1マイルを基本とし、海外決済や国内の百貨店・カフェなど特定業種での利用時には追加で最大2000マイルが加算される構造となっている。

2位にはウリィカードの「カードの定石 EVERY MILE SKYPASS」が入り、同様に1000ウォン当たり1マイルを基本としつつ、国内空港ラウンジの同伴者無料や航空・免税店カテゴリーでの追加マイル付与などの差別化特典が用意されている。

そのほかにも、年会費10万ウォン前後の上位モデルとして、▽現代カード「大韓航空カード120」▽サムスンカード「スペシャルマイル(スカイパス)」▽ハナカード「CLUB H 米国ン・エキスプレス・リザーブ」などがあり、それぞれ航空券割引やホテル・レストラン優待などを特徴とする。

大韓航空は9月30日に発表した統合案で、▽アシアナ航空マイルの10年間別途維持▽任意時点でのスカイパスマイルへの転換サポート▽優良会員制度の統合▽マイル利用計画の拡大――などを骨子としている。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News

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