ペルーの首都で大規模なデモ続く－ヘリ新大統領の不信任動議は否決 – Bloomberg

ペルーで今月就任したばかりのヘリ大統領が不信任動議を辛くも乗り切った数時間後、警察がデモ参加者の1人を射殺したと認めたことを受けて、国民の怒りが高まっている。

　　首都リマでは15日以降、数千人のデモ参加者がプラカードを掲げて行進し、一部が警察と衝突。双方に負傷者が出ている。

　　デモ参加者の多くは殺人など犯罪の増加に懸念を募らせており、信用を失った政治エリート層の一掃を求めている。警察の発表が抗議活動のさらなる激化につながる可能性もある。

　　ヘリ政権は16日、初の不信任動議に直面したが、賛成は130議員中20議員にとどまった。

ヘリ大統領

Photographer: Fabiola Granda/Bloomberg

原題：Peru Seethes After Police Killing; New President Holds On (1)　（抜粋）

— 取材協力 Valentine Hilaire