中東和平への勢い、ウクライナでの紛争終結に寄与も=ゼレンスキー氏

ウクライナのゼレンスキー大統領は10月16日、トランプ米大統領との会談を17日に控える中、中東和平プロセスで見られる勢いが、3年半以上に及ぶロシアとウクライナの紛争終結に寄与する可能性があるという認識を示した。13日、キーウで撮影(2025年 ロイター/Alina Smutko)

[16日 ロイター] – ウクライナのゼレンスキー大統領は16日、トランプ米大統領との会談を17日に控える中、中東和平プロセスで見られる勢いが、3年半以上に及ぶロシアとウクライナの紛争終結に寄与する可能性があるという認識を示した。

ゼレンスキー大統領はテレグラムへの投稿で、トランプ大統領がロシアのプーチン大統領と改めて直接会談すると表明したことについては直接言及せず、「中東でテロと戦争の抑制に成功した衝動が、ロシアのウクライナに対する戦争を終わらせるのにも役立つと期待している。強さと正義の言葉はロシアに対しても必ず効力を発揮するだろう」と述べた。

トランプ氏がウクライナに巡航ミサイル「トマホーク」供与の可能性を示唆したことには触れ、ロシアはトマホークの話を耳にした途端、対話の再開に積極的になったようだと述べた。

さらに、エネルギーインフラへの攻撃を防ぐ防空システムなど、「確実にウクライナの防衛力を強化する強力な兵器の製造者」である防衛企業の代表者らと会談したことも明らかにした。

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