自己紹介

​ページをご覧いただき、ありがとうございます。

福井県地域おこし協力隊の大谷と申します。

このたび、「嶺南地域映像文化醸成プロジェクト」という団体を立ち上げ、福井県の嶺南地域(敦賀市、美浜町、若狭町、小浜市、おおい町、高浜町)における映像文化の振興と地域活性化を目指し、活動を開始しました。

 

小さいころから映画が大好きだったので、映像業界で働きつつ、ボランティアで各地域の情報発信や観光振興のお手伝いをするうち、映像業界の経験を地域活性化に活かせるような活動がしたいと考えるようになりました。

 

​ずっと東京で暮らしていたので、知り合いのいない福井への移住は不安でいっぱいでしたが、福井県でもとくに嶺南地域の美しい海岸にこころ奪われ、「映像の力で、この地域を盛り上げたい」と強く思い、移住を決心しました。

 

​昨年11月より、福井県フィルムコミッションのロケーションコーディネーターとして、映画やドラマの撮影誘致・支援を行っています。

 

これまでの経験を活かし、嶺南地域からまずは小浜でのプロジェクトをみなさまととともに成功させ、地域を活気づける第一歩にしたいと思っていますので、応援していただけるととても嬉しいです。

 

 

福井県フィルムコミッション

 

 

プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 

​今回のプロジェクトは、1985年に映画館が閉館した小浜で、“みんなで映画を観る文化”を復活させたいと思い、企画しました。

 

​テレビやインターネットで気軽に映画が観られる時代ですが、みんなで同じ映画を観て、笑ったり泣いたり、感動を分かち合ったりする「集団的鑑賞体験」は失われつつあり、現在の小浜ではその貴重な体験ができる場所がない状況です。

 

 

​​今回の会場は、市指定文化財である旧芝居小屋の「旭座」です。

 

この歴史ある建物を、映画上映イベントの場として活用することで、その魅力を再発見し、新しい価値を創造したいとも考えています。

 

明治期の旭座
明治期の旭座
出典元:「小浜市まちの駅・旭座」ホームページより

 

現在の旭座
現在の旭座
出典元:「小浜市まちの駅・旭座」ホームページより

 

​このプロジェクトを通じて、「世代を超えた交流の場」や「地域の新しいにぎわい」を生み出したいと思っています。

 

後援団体である「日本映画批評家大賞機構」様より、応援メッセージをいただきました !

みんなで映画館で映画を観るという”体験”が、小浜という土地の記憶、そして世代と時代を繋ぎ合わせてくれるものだと信じています。明治期の息吹を残す旭座で、過去と未来が紡がれる素晴らしいイベントになることでしょう。心から応援しています! 

 

 

プロジェクトの内容

 

■目標金額:100万円

■目標金額の使途および実施する内容:おもにイベント制作費に使用します。

(上映権料、会場費、トークゲストおよびMC出演料・交通費、装飾用パネル代など)

※本プロジェクトは、支援総額が期日までに目標金額に届かなかった場合でも、自己負担するなどして、必ず予定していた規模の実施内容のとおり実行いたします。

 

 

1. 1日限りの映画館「小浜劇場」を復活させます

​会場である「旭座」を、かつての「小浜劇場(ハマ劇)」として甦らせます。

 

​上映する映画は、地域のみなさんのインタビューやアンケートを参考に、世代を超えて楽しめる名作を厳選。さらに、上映前後のトークイベントや展示を通して、参加者同士が交流できる温かい場を創ります。
 

<イベント概要>

■イベント名:小浜劇場(ハマ劇)再生・記憶の映画祭

 

■開催日時:11/22(土)午前11時〜午後6時(予定/トークショーあり※ゲスト調整中!)

入場無料!どなたでもご自由にご鑑賞いただけます。

 

■開催場所:旭座(小浜市)

旭座のある小浜駅までは、東京駅から電車で約4時間20分です(JR小浜線・小浜駅から徒歩7分)

アクセス詳細はコチラ

 

■上映作品:もういちど観たい映画を大募集中です。かつて小浜の映画館で観た映画をおしえてください。「ゴジラ」「少林寺」「燃えよドラゴン」「寅さん」シリーズや「東映まんがまつり」の作品などなど、洋画・邦画・アニメ問わず、なんでもOK!その中から当日上映する作品を決定します(2〜3作品予定)。ご応募はコチラ

 

パネル
旭座内の歴史パネル

 

2. 高齢者の方々の貴重な記憶を記録し、未来へつなぎます

​映像に興味を持つ学生たちが、地域の高齢者の方々に、当時の映画館やまちの様子を聞いて回ります。単なる記録作業ではない、世代を超えた温かい交流を生み出す、たいせつな時間になります。

 

インタビュー

 

3. みんなでつくる「記憶の映画祭」

​当日は、この聞き取り調査で集めた貴重な証言や写真の一部を会場で公開します。「ハマ劇」がかつて小浜の人々の生活に寄り添っていた物語を、映像を通して伝えることで、来場者の方々に深い共感を届けたいと考えています。

 

​プロジェクトの企画・運営は地域おこし協力隊が中心となり、地域の方々の協力のもと進めています。地域全体が一体となり、小浜に新しい「にぎわい」と「文化」を生み出していければ幸いです。

 

映画館集団鑑賞

 

​※くわしくはリターン紹介箇所にてご確認ください

 

リターン品にご協力をいただいた以下の地元企業・団体の方々に、心より感謝申し上げます。

​オーイング様、小浜市役所様、とば屋酢様、福井缶詰様、藤田園茶舗様、まちづくり小浜様、マツ勘様、若狭おばま観光協会様(50音順)

 

リターンまとめ

 

 

プロジェクトの展望・ビジョン

 

​1. 貴重な記憶を、未来へつなぐ

​高齢者の方々の記憶を「若狭おばまキネマアーカイブ」としてデジタル化し、後世に残る貴重な文化資源として確立できればと思っています。

 

この取り組みは、全国の地方で失われつつある映画館の記憶を、記録・保存・活用するためのモデルケースになりうるでのではないかと期待しています。

 

​2. 小浜を「映画のまち」へ

​今回のイベントを単発で終わらせず、県外からも多くの人が訪れるような、小浜の年間イベントへと発展できればと考えています。

 

​日本映画批評家大賞機構の強力な後援も得て、彼らが各地で実施しているような上映イベントを小浜でも開催したいと思います。

 

小浜の美しい海岸での屋外上映や、地域のおいしいものが楽しめるマルシェや屋台などを組み合わせ、まち全体を盛り上げます。

 

うみぞら映画祭

「うみぞら映画祭2025」(淡路島)の様子

 

​3. もう一度、映画館のあるまちへ

​そして、この活動の最終的な願いは、敦賀しか映画館のない嶺南地域に、常設の映画館を復活させることです。このプロジェクトを通じて、人々の心に「映画館のあるまち」の温かさを思い出し、豊かな映像文化を未来へとつないでいきたいと願っています。

 

​皆さんのご支援が、この壮大な夢を実現させる大きな力となります。

いっしょに、嶺南地域の映像文化の未来を描いていただければ幸いです。

 

 

最後に・・・

 

​このプロジェクトは、多くの人々の温かい想いに支えられています。

 

小浜のまちのみなさま、そしてリターン品にご協力をいただいた地元企業・団体の方々に、心より感謝申し上げます。オーイング様、小浜市様、とば屋酢様、福井缶詰様、藤田園茶舗様、まちづくり小浜様、マツ勘様、若狭おばま観光協会様(50音順)。

 

​みなさまのご支援とご協力が、このプロジェクトを成功へと導く大きな力となります。

ほんとうにありがとうございます。

 

 

映画館

 

 

 

 

※プロジェクトページに使用している画像について、小浜市役所より掲載許諾取得済みです。
※プロジェクト成立後、天災等やむを得ない事情(緊急事態宣言などコロナウイルスによる影響を含む)によりイベントが開催できなかった場合、延期して開催したいと思っております。

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