サッカー=韓国代表主将の孫、ブラジル戦大敗に「敬意払い過ぎ」

サッカーの韓国代表で主将を務める孫興民は、ブラジル代表に大敗を喫した事を受け、「敬意を払いすぎてしまったと思う」と振り返り、来年のW杯では強豪相手に同様のミスを犯すべきではないと指摘した。ソウルで10日撮影(2025年 ロイター/Kim Hong-Ji)

[15日 ロイター] – サッカーの韓国代表で主将を務める孫興民は、ブラジル代表に大敗を喫した事を受け、「敬意を払い過ぎてしまったと思う」と振り返り、来年のワールドカップ(W杯)では強豪相手に同様のミスを犯すべきではないと指摘した。

韓国は10日に行われた国際親善試合でW杯5回制覇の強豪ブラジルに0─5と大敗。一方で14日のパラグアイ戦では2─0で勝利を収めた。

孫は記者団に対し「細部に注意を払う必要がある。そして強豪と戦うときは、どうすればもっとアグレッシブにやれるのかを考えなければならない。たとえば、ブラジルには敬意を払い過ぎてしまったと思う。それが結果に大きく影響した」と語り、過剰に警戒したことがあだになったと振り返った。

そして「あのような大敗を喫するのは痛いと今はみんな分かっているし、反撃の仕方を学ばなければならない。あのような大敗後だと、選手たちは意気消沈するし、それがピッチで表れることがある」としつつ、パラグアイ戦を受けて「チームメートがそれを乗り越えてチャンスをものにする姿を見て、主将として本当にありがたかった」と力を込めた。

韓国は1986年からW杯に連続出場しており、日韓共催の2002年大会ではベスト4の成績を残している。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab

WACOCA: People, Life, Style.

Exit mobile version