フランスのマクロン大統領は12日、再任したルコルニュ首相率いる新内閣の閣僚を発表した。政治的な混迷の拡大を防ぎ、予算案を成立させる圧力は強まっている。
1週間前に首相を辞任したものの、10日に再任されたルコルニュ氏は、マクロン大統領の中道連合を支える政治グループからの離反を食い止め、新たな内閣崩壊を回避する必要がある。14日に閣議を開き、ルコルニュ首相が予算案を示す見込みだ。

マクロン仏大統領
Photographer: Nathan Laine/Bloomberg
マクロン大統領の支持率は低迷している。国民議会(下院)では少数与党で、ルコルニュ首相は失職リスクを抱える。野党や友党の双方から、マクロン氏が自らの不安定な立場を受け入れず、強硬な政策を撤回していないとの不満の声が上がっている。
ルコルニュ氏は閣僚発表後、年内の予算成立を目指すとソーシャルメディアに投稿。週末には記者団に対し、「政治勢力が協力して実現に向けて取り組むか、そうでないかのどちらかだ」と述べた。
一部の主要閣僚は再任され、レスキュール経済・財務相やバロ外相は留任となった。一方、ルコルニュ氏による前回の組閣の試みに主に反発したルタイヨー内相に代わり、ローラン・ヌニェス氏が新内相に就く。
原題:Macron Appoints French Cabinet in New Bid to Quell Crisis (2)(抜粋)

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