2025.10.10
(一財)小豆島オリーブ公園では、9月22日から新漬け用オリーブ(マンザニロ種)の収穫が始まっている。今年の収穫はじめは、台風の影響もなく、平年より果実も大きく傷も少なく、まさにマンザニロ(スペイン語で小さなリンゴの意)らしい出来具合になっている。
果実を一つひとつ収穫中の公園事業部、池内 翔さんは「過去5年ぶりにここまで大きく育ち、樹高を下げるなど収穫を考えた剪定もあり今年は収穫しやすい。夏の水やり等は大変だったが、1日約160キログラムを目標に収穫していく」と話している。初日は、180キログラムほどを収穫。 小豆島オリーブ公園には約2000本の木があり、品種も多い。12月頃まで、品種ごとにタイミングを計りながら新漬け用、オイル用と収穫が続く。
11月1日(土)10時〜は35回目となる大収穫祭が開催され、オリーブ記念館前では多種多様なオリーブの新漬けの味見ができるほか、15時まで先着1000名で、小豆島ボランティアガイドの説明とともに収穫体験ができる。音楽や子ども向けのイベントもあり、13時からのビンゴ大会終了後には、恒例となった収穫を祝う餅投げも開催される。
11月2日(日)以降も30日(日)まで、毎日先着20名程度(月・金を除く)の収穫体験(500円)、要予約でのオリーブ染め教室、オリーブ石けんつくりなどで収穫祭を満喫できる。現在、小豆島オリーブ公園のオリーブ記念館等建物は、改装が進んでおり収穫祭を迎える頃には、バリアフリーで快適な空間が見られる予定。
今年のオリーブを味わい、収穫を祝うイベント、ぜひこの機に県産オリーブを楽しんでいただきたい。
かがわ経済ニュース|経レポオンライン
WACOCA: People, Life, Style.