ニューヨーク時間8日の外国為替市場で、円はドルに対して下落し、152円台後半での推移となっている。これで5営業日続落と、昨年12月以来の長期下落局面。
午後0時54分現在は、前日のニューヨーク終値比0.6%安の1ドル=152円76銭。

ブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.2%高で3日続伸。一時は0.3%上昇し、2カ月ぶりの高値に近づいた。
日本やフランスの財政・経済への懸念が、ドル以外の主要通貨への重しとなっている。
アジアや欧州のトレーダーらによれば、ヘッジファンドがユーロや円の下落を見込んだオプションの購入を拡大していること、および実需のドルロング需要がドル指数の上昇につながっている。
ドル指数は9月に2022年以来の安値を付けたが、このところ持ち直している。米政府機関の一部閉鎖による悪影響はあるが、米国外での懸念要因が相次いでいることが、ドル買いを促している。
フランスの政治的混乱を背景にユーロは下落。日本では、自民党の高市早苗総裁が財政出動に前向きで利上げには慎重になるとの見方から、円が売られている。
スカンジナビスカ・エンスキルダ・バンケンのアジア戦略責任者、ユージニア・ビクトリノ氏は「日本やフランスの財政持続性への懸念が高まっていることを受け、市場は米国のマクロ経済見通しを評価し直している」と指摘。
「米政府機関の閉鎖が続いているにもかかわらず、皮肉なことに市場は、米国の状況が相対的にましだと見なしている」と述べた。

原題:Dollar Closes in on Two-Month High as Global Fiscal Woes Mount、Dollar Rises for 3rd Day; Yen Extends Slump to Weaken Past 152(抜粋)
(水準を最新にし、市場関係者の見方などを追加して更新します)

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