県は本年度から、農産物の安全性などを示す新たな認証制度「MIYAZAKI―GAP」(M―GAP)の運用を始めた。従来の「ひなたGAP」の適合基準をより厳格化した、国際水準を満たす県版GAPで、県産農産物の信頼向上を図るほか輸出拡大にもつなげる。2日に第1号となる認証書が2経営体へ交付された。

 GAPは農業の生産工程を管理し、食品安全や環境保全などを確保する取り組みで、国内外の農産物取引で認証の有無が重視される場合もある。M―GAPは、国際規格の「グローバルGAP」や国内版「JGAP」と同様、「農場経営管理」「人権保護」など5分野で適合基準を設定。青果物、穀物、茶の生産者を対象に、計約80項目を達成すれば認証する。

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【写真】本年度から運用が始まった「MIYAZAKI―GAP」の第1号となる認証書交付式=2日午後、県庁

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