独ミュンヘン空港、ドローン目撃で一時閉鎖 17便欠航・3000人に影響

ドイツのミュンヘン空港は3日早朝、前日夜に複数のドローン(無人機)が目撃されたため、航空管制業務を一時停止したと発表した。写真は2023年2月、ミュンヘン空港で撮影(2025年 ロイター/Leonhard Simon)

[3日 ロイター] – ドイツのミュンヘン空港は3日早朝、前日夜に複数のドローン(無人機)が目撃されたため、航空管制業務を一時停止したと発表した。これを受け、17便が欠航となり、約3000人の乗客に影響が出た。

さらに、到着予定だった15便がシュツットガルト、ニュルンベルク、ウィーン、フランクフルトの各空港に目的地を変更した。

欧州では先週、デンマークやノルウェーの空港もドローン飛来により一時閉鎖された。デンマークのフレデリクセン首相はロシアが関わっていることを示唆している。 もっと見る

ミュンヘン空港によると、ドイツの航空管制当局が2日午後10時18分(日本時間3日午前5時18分)から同空港での飛行を制限し、その後いくつかのドローン目撃情報により飛行を全面的に停止した。

フライト追跡サービス「フライトレーダー24」によると、同空港は現地時間3日午前4時59分まで閉鎖される。空港のウェブサイトによると、同日最初の到着便は午前5時25分、最初の出発便は午前5時50分に予定されている。

欧州連合(EU)は1日、コペンハーゲンで首脳会議を開き、ロシアのドローンによる相次ぐ領空侵犯に対応するため、検知、追跡、迎撃機能を備えた「ドローンの壁」の構築に支持を表明した。

ロシア政府は関与を否定している。

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