海上自衛隊の「P-1」対潜哨戒機(海上自衛隊のサイトより)

 ウクライナはロシアの防空兵器を多数破壊してきた。

 一方、ロシアはウクライナの無人機攻撃をほとんど阻止できずに、石油関連施設など次々と破壊されている。

 クリミアでも、ロシアの防空兵器や衛星コントロールシステムがことごとく破壊されている。

 9月には、ウクライナ国防情報部(GUR)特殊部隊(プリマリー)は、ロシアの戦闘機や爆撃機ではなく、ちょっと変わった航空機を破壊している。

 1960年代に製造された小型の対潜哨戒機「Be-12」×2機と1970年代に製造された比較的小型の輸送機「An-26」×2機である。

 

 また、水上の船舶の動きを監視する沿岸監視レーダーも破壊した。

 ロシアはなぜ、このような旧型で小型の航空機をクリミアに配置していたのか。

 そして、ウクライナはこれらをなぜ優先して攻撃して破壊したのか。

 これらのウクライナの動きは、クリミアやノボロシスク港に対する攻撃の予兆であるように思われる。

 これらを解明するために、以下に考察する。

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