オデーサなどウクライナ2州の住民、ロシア編入望む=クレムリン

クレムリン(ロシア大統領府)のペスコフ報道官30日、ウクライナ南部オデーサ(オデッサ)とミコライウには「ロシアへの編入」を望んでいるものの、声を上げることを恐れている人々が「大勢」いるとの見方を示した。写真は北京で2日撮影(2025年 ロイター/Maxim Shemetov)

[モスクワ 30日 ロイター] – クレムリン(ロシア大統領府)のペスコフ報道官30日、ウクライナ南部オデーサ(オデッサ)とミコライウには「ロシアへの編入」を望んでいるものの、声を上げることを恐れている人々が「大勢」いるとの見方を示した。

ペスコフ氏は、これら地域の住民がロシアへの編入を問う投票を行うことが許された場合、どうなるかという記者団からの質問に対し、「オデーサとミコライウに、ロシアと運命を共にしたいと願う人々が大勢いるのは確かだ」と言及。その上で、「今これらの人々がこれを支持する声を上げることは不可能だろう。それは単に命を脅かすことになるからだ」と述べた。自らの発言を裏付ける証拠は示さなかった。

ウクライナ外務省はペスコフ氏の発言に関するコメント要請に直ちには応じていない。

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