公開日時 2025年09月30日 17:42更新日時 2025年09月30日 19:57

 「コモンズ祭り」の販売ブースに並べられた特産品=30日午後、大阪市此花区の夢洲

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共同通信

 大阪・関西万博の屋外アリーナで30日、アフリカなどの各国が共同出展するコモンズ館のイベント「コモンズ祭り」が開かれた。エネルギッシュなアフリカ音楽などのステージが披露されたほか、特産品やグルメの販売ブースが並び、会場はにぎわいを見せた。

 アリーナの舞台ではブルキナファソがトップバッターを務め、伝統音楽を手作りの楽器で演奏。観客は打楽器の軽快なリズムに合わせて踊ったり拍手を送ったりし、盛り上がった。

 各国のブースでは、動物をかたどった木の置物や伝統的な織物のほか、カレーやビールなどを提供。コンゴ民主共和国(旧ザイール)のブースでストールを購入した大阪府池田市の主婦五閑智子さん(54)は「普段はしゃべることのないアフリカの人たちは明るい雰囲気で身近になった」と笑顔だった。

 マリ生まれのウスビ・サコ日本国際博覧会協会副会長はイベントであいさつし「多くの人にコモンズに来てもらっている。感謝を込めて開催できた」と話した。

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