欧州とロシア、もはや「平和な関係にない」とドイツ首相

ドイツのメルツ首相は29日、欧州はロシアと「戦争状態にはないが、もはや平和な関係でもない」と述べた。写真は9月25日、エッテルベルグで撮影(2025年 ロイター/Karina Hessland)

[デュッセルドルフ(ドイツ) 29日 ロイター] – ドイツのメルツ首相は29日、欧州はロシアと「戦争状態にはないが、もはや平和な関係でもない」と述べた。

メディア向けイベントで、ロシアの戦争は「われわれの民主主義に対する戦争で、われわれの自由に対する戦争だ」とし、ロシアの意図は欧州の結束を弱めることだと語った。

また、凍結されたロシア資産を活用してウクライナの戦争資金に充てる欧州連合(EU)の計画を最近支持したことにも言及し、この動きにより今後3─5年にわたりウクライナに軍事支援を提供できる可能性があると指摘。

その間にロシアは戦争を継続することが経済的に不可能になる可能性があると述べた。

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